シュバルツヴァルト (黒い森) の都であるフライブルクの街の通りを歩いていると、フライブルク大学という通称で知られるアルベルト ルートヴィヒ大学があります。フライブルクの街のちょうど真ん中に位置しています。フライブルクの歴史地区に隣接する 3 つの大きなキャンパスは、ぜひ訪れてみたい場所です。キャンパスのそこかしこで若々しい雰囲気が感じられます。550 年以上の歴史を持つこの大学で学んだ過去の偉大な学者たちに思いを馳せてみましょう。
フライブルク大学はドイツで 5 番目に古い大学。科学と人文科学に重きを置き、現在は世界最高峰の名門校のひとつとされています。ここで学んだり教えたりした数多くの有名な知識人、科学者、文化人の足跡をたどりましょう。哲学者のマルティン ハイデッガー、ハンナ アーレント、ルドルフ カルナップ、生物学者のパウル ウーレンフートなどの著名人を輩出しています。
美しい古い図書館を探してみましょう。歴史のあるゴシック リバイバル建築が目を引きます。この古い建物に代わって新しい大学図書館が 1970 年代に建てられましたが、現在でもドイツ国内最大級の大学図書館となっています。フライブルク大学にゆかりのある歴代のノーベル賞受賞者は 10 人 に上り、12 人もの学者がフライブルク大学での研究中にドイツ最高の研究賞であるゴットフリート ヴィルヘルム ライプニッツ賞に輝いています。
大学の建物は、中心部を始めフライブルクの街全体に点在しています。その中でも、1683 年に建てられた大学教会は特に一見の価値があります。街の中心から外れた場所に工学部のキャンパスと巨大な大学メディカルセンターがあります。
フライブルクのダウンタウンを訪れたら、フライブルク大学を探してみましょう。メインキャンパスが街の真ん中でかなりのスペースを占めているので、街巡りをしていればすぐに見つかります。歴史的建造物と現代建築が入り交じるキャンパスを散策していると、遠くに離れたキャンパスにも行ってみたくなるかも。公共交通機関が充実しているので、いろいろな行き方があります。