グラマドのカトリック教徒が通うサン ペードロ教会では、美しい庭やステンドグラスを見学可能。日中に訪れれば、ステンドグラスのカラフルな輝きが見られます。ドイツ人の芸術家によって作られたステンドグラス。教会名の由来になっている聖ペトロにまつわる重要なストーリーを伝えています。
席に座って思いを巡らせてみたり、ポルトガル語で行われるミサに地元の人と参加してみたりして、神聖な時間を過ごしましょう。ちなみに、教会に入れるのは日中のみです。
外の庭では、水際に並ぶ十二使徒の石像が見られます。広場にある時計塔には大きな温度計もついており、時間と気温を同時にチェック可能。夜になると、イルミネーションで教会が照らされ、また違った雰囲気を楽しめます。
この土地にはもともと、小さな木造のチャペルがありましたが、1942 年、地元の玄武岩を使用した現在の教会が建てられました。ロマネスク様式の建築物で、街に今も残るバイエルンの雰囲気がここにも漂っています。天井を見れば、木の彫刻に感動。高さ 46 m の鐘楼にも可愛らしい魅力があります。重さ 1,000 kg の鐘の音は、ミサが始まる合図。
11 月~ 1 月中旬の教会はクリスマス モード。イルミネーション、聖歌隊のパフォーマンス、子供に人気の大きなクリスマス ツリーなど、盛大にクリスマスが祝われています。
サン ペードロ教会は無料で入場可能で、観光客でもミサに参加できます。教会は街の中心部にあり、向かいにはニコレッチ スクエアがあります。また、たくさんのレストランやバーがあるルア コベルタも近くです。教会があるエリアには素敵なホテルがたくさん。教会だけでなく、ほかの見どころにも歩いて行けます。
サン ペードロ教会は昼も夜も訪れたい観光スポット。緑が美しいグラマドの散策中は、良い目印になるでしょう。