活気あふれる都市の中心部にある、28 ヘクタールのいこいの場、エディンバラ王立植物園。博物館や美術館巡りの合間の休憩にぴったりの場所です。スコットランドのハイランド地方、カナダ、中国など様々な場所からもたらされた多様な植物を観賞しましょう。優雅な温室内の多様な微気候で生育する植物をご覧ください。なかには希少な植物も何種か含まれています。
1670 年代に植物園が建造された当初は、テニスコート 1 面ほどの広さしかありませんでした。現在は、複数の温室、樹木園、1 万種を超える植物が育成されている広大な植物園です。
ガイド付きのウォーキング ツアーに参加するもよし、個人で散策するもよし。曲がりくねった道をのんびりと歩き、樹木園の色とりどりの木々の下でひと休み。クイーンズマザー メモリアル ガーデンでは、様々な地域別に作られた花壇やアジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南半球の植物を観察することができます。
チャイニーズ ヒルサイドでは極東地域の自然を散策してください。この植物園は、中国にある 2 つの同様の組織と密接に連携し、多種多様な東洋の植物を数多く育成しています。パビリオンや滝といった中国の伝統的な要素が、東洋的な植物を引き立てています。
特別な環境が必要な植物が展示されている温室の中もご覧ください。ショクダイオオコンニャクは、世界でいちばん大きく、いちばん匂いが強い花の一種です。香りをお試しください。石壁がドーム型のガラスの天井を支えるビクトリアンパームハウスのなかで椰子の木々の間を歩きましょう。
インヴァリス ハウスでは現代アートも鑑賞できます。18 世紀造のこの壮麗な建物内には、常に現代アート作品が展示されています。美術鑑賞の後は、植物園内のカフェでお茶を飲みながらひと休みししては。
王立植物園はエディンバラ市中心部の北にあります。車なら 10 分程度で到着。楽しい雰囲気の新市街を 30 分ほど歩いて行くのもいいでしょう。植物園はクリスマスと元旦以外、毎日オープンしています。冬季は、開園時間が短くなります。入園は無料ですが、温室のみ入園料がかかります。