レッド フォート ツアーとアクティビティ

場所によっては高さが 33 m (110 フィート) もある大きな赤色の城壁から名づけられた、ニューデリーのレッド フォート。この城壁は、タージ マハルを建設したことでも有名な 17 世紀のムガール帝国皇帝シャー・ジャハーンの治世に、侵入者を防ぐ目的で建てられました。今では毎年何千もの人が訪れる人気の観光スポットです。一番混雑するのは 8 月 15 日。この日はここで、イギリスからの独立を祝って、国旗が掲揚され首相演説が行われます。長さ 2.4 km (1.5 マイル) の防護壁内の 103 ヘクタール (255 エーカー) の敷地に立つこの巨大な城塞 (じょうさい) は、二重ドームがある建物に花の装飾や凝った彫刻が施され、ムガール建築の絶頂期を示す建築芸術を誇ります。ラホール門をくぐると、目に入るのがチャッタ チョウクです。「屋根付き市場」という意味のこのアーケードは、かつては王侯貴族に対して絹や宝石などの商品を販売する店が並ぶ市場でした。現在は土産物を売る人たちでいっぱいです。 レッド フォート訪問時には、イギリス軍のために第一次世界大戦に参加した兵士たちに敬意を表して建てられたインド戦争記念博物館を見学してみてはいかがでしょう。 インドとムガール帝国の歴史を描いた音と光のショーが毎晩行われていて、入場料に少し料金を足すだけでご覧いただけます。2 時間もあれば、ほとんどの遺跡や博物館を見学できますが、すみずみまでじっくり見て回るなら、4～6 時間ほど見ておくことをおすすめします。 レッド フォートは、月曜日が定休日です。ニューデリー中心部や空港からはバスの便が出ており、どちらからも所要時間は 30 分ほどです。市内からレッド フォートへは、車で約 10 分、徒歩だと 45 分ほどかかります。