ポンティフィシア デ サラマンカ大学は、20 世紀にピウス 12 世によって創立されました。6,500 人の学生が通うこのキャンパスには、数多くの美しい歴史的建造物があります。エレガントで印象的な 17 世紀の建物と石畳の広場で構成されている素晴らしいキャンパスです。
大学内を巡るガイドツアーに参加すると、バラカやルーベンスの絵画など、数多くの芸術作品も鑑賞できます。ツアーとは別に、スペイン語のオーディオガイドが用意されています。ラクレレシア教会の鐘楼の上に登ると、街の歴史地区の素晴らしい眺めを見渡せます。教会の中庭と大広間も見学しましょう。
ガイドが教会とキャンパスの歴史について説明してくれます。教会の儀式は現在も大学の母体となったイエズス会の神学校が行っています。建物の建設が始まったのは 1617 年。完成まで約 150 年を要しました。イエズス会がスペインから追放される前は、ここに本部がありました。放棄されていた建物を取り戻して大学を設立するために 20 世紀に戻ってきたのです。
地元の文化に触れたければ大学生たちに話しかけてみても。大学には、聖職者になる課程はもちろん、宗教とは関係ない課程も用意されています。看護学から情報工学まで多岐にわたる学位を取得できます。キャンパスの周りにはカフェがたくさんあり、一休みできます。通りの向こうにある貝の家は観光名所です。
大学は、マドリードにもキャンパスがあります。近くに「ポンティフィシア」が付かないサラマンカ大学がありますが、これはまったく別の大学です。一般訪問者の入場とスペイン語のツアーは有料です。鐘楼の入場料は別料金です。
ポンティフィシア デ サラマンカ大学は、歴史地区の真ん中にあるマヨール広場から南西へ数ブロックの場所にあります、ラアラメディージャ鉄道駅からは南西に 1.2 km です。ここまで来たら、近くの貝の家、クリストファーコロンブス記念碑、サンエステバン修道院にも行ってみましょう。