ホーチミンの中心部で食事、宿泊施設、市場に安さを求めるなら、ファングーラオ以上の場所はありません。ベトナム地元民には「クー テイ バー ロー」(意味は「バックパッカーの街」) として知られています。予算の限られた旅行をするなら、このファングーラオが滞在先としておすすめです。
ファングーラオは 13 世紀の高名な将軍にちなんで名づけられました。旅行客だけでなく地元の人も、青空市場と屋内市場があるにぎやかな界隈に集まってきます。衣類、電化製品、土産物をかなり安く購入できるのでおすすめです。ベトナムの市場では交渉が買い物の一部ですから、露天商と交渉する心づもりをして行きましょう。
ファングーラオでは幅広い予算の選択肢から、宿泊施設を選べます。そのため、宿泊料金にはかなり交渉の余地があるので、不満を抱きながら標準以下の部屋に妥協する必要はまったくありません。たいていの宿泊施設はケーブルテレビ、Wi-Fi、その他ぜいたくな快適設備を整えています。お得な部屋が見つかりやすいのは、大通りを結ぶ狭い路地ですので、注目してみてください。
ファングーラオには、郷土料理から主流の人気料理まで、想像できる限りのありとあらゆる食べ物がほぼそろっています。屋台に立ち寄って何か買って食べたり、カフェに入ってお茶を飲んだりしてみるとよいでしょう。フォーを出す多くの食堂は24時間営業しているので、この麺料理を深夜の街で楽しむことができます。安いビール、カクテル、音楽の生演奏を求めるなら、この地区にあるバーやクラブがおすすめです。
ファングーラオ地区は平行して伸びる 2 つの街路とそれを結ぶ路地で構成されています。ホーチミンの中心地である District 1 に位置しています。公園、市場、その他市内の主な観光名所の多くが徒歩圏内です。15 分未満で歩ける場所に、戦争証跡博物館、サイゴン大聖堂、統一会堂があります。