彫刻、肖像画、碑文など、ローマ時代の数多くの魅力的な芸術作品を鑑賞し、ローマ時代の家の装飾を見てみましょう。
国立ローマ博物館の建物は、壮大な古代ローマ建築を再現した印象的な外観です。展示ホールとギャラリーでは、メリダがローマの植民都市だった当時の陶磁器、彫刻、墓石、モザイク、絵画を鑑賞できます。
1 階には、人々が娯楽に興じた建造物を飾っていた遺物が展示されています。たとえば、かつてローマ劇場に座っていたケレスの像。古代ローマの古い穀類の女神の像です。ローマ時代のメリダの模型にも注目。ローマ時代の家の内部を再現するのに役立つモザイクの床と壁画も鑑賞しましょう。東洋の宗教や儀式の彫像、埋葬場所から出土した発掘品なども同じ階に展示されています。
博物館の地下では、ローマ時代の家の発掘現場を見ることができます。2 階にも行ってみましょう。ローマ時代の陶器、ガラス製品、硬貨、高級陶磁器、オイルランプが展示されています。
最上階では、ローマ時代の碑文を数多く見ることができます。人々の移住や職業、この地域の行政府など、ローマ時代の生活や社会のさまざまな面についての知識が得られます。公共の建物の碑文、記念建造物、墓石を見てから、2 つの展示室で個人の肖像画や胸像を見学しましょう。この階では、特別展も開かれます。
博物館の本館はローマ円形劇場の隣にあり、徒歩圏内にバス停と有料駐車場があります。博物館は月曜日休館。その他、クリスマスや元日などの祝日が休館となります。入場は有料。高齢者、失業者、18 歳未満、身障者は無料。土曜日の午後と日曜日の全日は全員無料です。
国立ローマ博物館を訪問した後は、サンタクララ教会へ。西ゴートコレクションが教会に収蔵されています。教会の開館時間も博物館と同様です。スペイン広場の隣にあり、4 紀から 8 世紀までの大理石の作品が目玉です。
