ゆったりと広がる山々と谷にいくつも村が点在するモーゼル - ナーエ地域は、ドイツでも指折りのワイン生産地です。温暖な気候は、さまざまなブドウを育てるのに最適。絵のように美しいカントリーサイドをさらに魅力的にする美しいワイナリーを訪れて、ドイツワインについて学びましょう。
この地域のブドウ園で育てられているのは、白ワイン用のブドウがほとんど。モーゼルの中心であるミッテルモーゼル地域では、ピースポルトやベルンカステルなどの街で、街の名を冠したワインを生産しています。トラーベントラーバッハにあるミッテルモーゼル ミュージアムでは、ゲーテや、プロイセンの王、フランスの詩人などの興味深い歴史をひもとくことができます。
極上のワイナリーを目指して、さまざまな村を訪れてみましょう。中でもベルンカステルクースのワイナリー Dr. ルーズンや、ニッテルのアペルワイナリー、ザールブルクのエゴン ミュラー ワイナリーなどがおすすめ。歴史ある街の中心をザール川に沿って歩けば、ザールブルク城やマビロン ベル ファウンドリ ミュージアムにたどり着きます。街の上を移動するザールブルガー チェアリフトに乗れば、縦横に広がる緑豊かな田舎の風景を楽しめます。
トリーアは、観光客に特に人気の観光地。堂々たるトリーア大聖堂は必見です。ローマ時代に建てられたポルタニグラの門は絶好の写真撮影スポット。同じくローマ時代に建てられた近隣のローマ橋とトリーアの円形劇場もぜひ訪れましょう。文化に触れるならトリーア劇場や、冬に開催されるトリーア クリスマス マーケットがおすすめ。ラインラント博物館では、この地域の歴史を知ることができます。
街からほど近い郊外にはヴァルトラッハとカーゼルのブドウ園が広がり、個人農園が数多くあります。南に位置するペルルでは、エルプリングというブドウの品種やスパークリングワインを試してみましょう。
この地域は、モーゼル - ザール - ルーヴァとナーエから成るワイン生産地として知られています。ドイツ南西部のルクセンブルクとの国境に位置します。フランクフルトまで飛行機を利用し、そこから西へ約 160 km 進むと到着します。この地域内の移動は電車が便利。
モーゼル - ナーエは、可愛らしい村々と歴史的な観光スポットに囲まれた、洗練されたワイン生産地です。