ミデルハイム公園のシャクナゲが並ぶ小道を歩き、過去 100 年を超える期間にまたがるさまざまな彫刻作品を鑑賞しましょう。ロダンやヘンリー・ムーアといった巨匠が残した彫刻作品と、より新しい時代の現代作家の作品を比べてみることができます。27 ヘクタール (67 エーカー) の面積に 200 を超える彫像と彫刻が展示してあります。
この公園で初めて彫刻展が開催されたのは 1950 年でした。それが大成功を収めたため、市議会は展示をそのまま残すことに決め、その後長い年月の間にたくさんの作品が加えられました。
まずは園内のミデルハイム ボウフ セクションに行きましょう。空き地面積が一番広く、彫刻作品の大部分が置かれているセクションです。ロダンの『バルザック記念像』、ヘンリー・ムーアの『王と王妃』といった有名な歴史的作品を鑑賞しましょう。現代作家の傑作にはアメリカ人彫刻家コーリー・マッコークルの巨大な球『ヤヨイ』、エルヴィン・ヴルムによる極めて変わった形の船『ミスコンシーバブル』などがあります。コンテンポラリー アートの大部分はもう少し狭いミデルハイム ラーヒ セクションに設置されています。
彫刻作品の詳細を案内しているオーディオ ガイドを公園入口で貸し出しています。
天候がよくない場合でも、ミデルハイム ハーグ セクションならブラーム パビリオンの覆いの下で数点の彫刻を楽しめます。近くには 15 世紀のファームハウスをルイ 16 世様式の城に改築したミデルハイム城があります。この建物にはビジターセンターとレストランもあるので、エネルギーを補給したくなったらここに向かいましょう。
夏の間、この公園にはミデルハイム ジャズ フェスティバルの音があふれます。また、毎年恒例で開催される企画展示も 2 つあります。公園のウェブサイトに詳細情報が記載されます。
ミデルハイム公園はアントワープ中心街のすぐ南にあります。公園まではトラムが利用できます。車の場合は有料駐車場があります。彫刻庭園は年間を通して開園しています。夏は開園している時間が長くなります。入場は無料です。