建築や歴史に興味のある人は絶対に外せないのが、この街の象徴、マンチェスター大聖堂。内部は中世イギリス北部の見事な木彫り細工で飾られ、特に聖歌隊席や天井の細工は精緻で迫力に富んでいます。一方、比較的新しいステンドグラスの窓には、この大聖堂とマンチェスターの街を襲った破壊の歴史を物語っています。この大聖堂の発端は、1215 年にマンチェスター領主ロバート・グレスレット男爵が邸宅に隣接して建てたパリサイ派マンチェスター教会でした。今見られる特徴の多くは、数世紀後の数回にわたる改装の結果で、 特に第二次世界大戦中の爆弾被害は大きく、大昔の窓は 1 つも残っていません。レジメント礼拝堂の「ファイヤー ウィンドウ」(炎の窓) は、この時の崩壊を表現しています。大聖堂は、1996 年に IRA のテロで再び爆破され、復元工事をすっかりやり直すこととなりました。現在、マンチェスター大聖堂はイギリス国教会に属する現役教会として親しまれており、復元工事や特別ミサの間を除いて毎日、建物の一般見学を受け付けています。大勢が立ち寄る併設カフェでコーヒーを飲み、ミサに参列して聖歌隊の合唱に耳を傾けてみましょう。見学者の多くは、内装の妙に見とれながら聖堂内をぐるりと一周するだけで帰っていきますが、 宗教的側面についても知りたい場合は、毎日提供される無料のガイドツアーに参加してみてください。設計や歴史については、受付デスクで販売している『アーキテクチュラル ガイド』(建築ガイド) で詳しく扱っています。 建物の外では、マンチェスターに残る最古の建造物、ハンギングディッチの橋を探してみましょう。石造りのガーゴイルや金色の聖母像を目に収めてから中に入り、15 世紀に彫られた「奏楽の天使像」を見上げて、聖歌隊席の下に行くと、16 世紀の木製のミゼリコルディアが突き出ています。マンチェスター大聖堂は、鉄道ビクトリア駅から歩いてすぐの場所にあり、車はこの駅のすぐ隣にあるマンチェスター アリーナ (MEN) の有料駐車場に止められます。大聖堂が開いているかどうか、かならず公式ウェブサイトか電話で確認してからお出掛けください。
マンチェスター大聖堂 ツアーとアクティビティ





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マンチェスター発スノードニア、チェスター、ノース・ウェールズ
現地ツアーの所要時間は10時間45分です
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