ラーク蒸留所はオーストラリア有数の蒸留所の 1 つ。一流の技術と地元の一流の原料を使って高品質の蒸留酒を製造していることで定評があります。タスマニアでは蒸留所がまったくない期間が 150 年間続きました。ラーク蒸留所が、150 年ぶりに製造を開始したのです。シングル モルト ウイスキーはぜひ味わってもらいたい逸品。アロマチック リカーやタスマニアの植物でフレーバーを付けたリキュールもおすすめです。
ラーク蒸留所は、タスマニアの手付かずの自然環境を活かしたいとの思いで創業されました。創業者はビル ラーク。タスマニアのきれいな水、高地の泥炭湿地、風になびく大麦、穏やかな気候を見て、ウイスキー造りに最適な場所だと見極めたラークは 1992 年に操業を開始。タスマニア最後の蒸留所が廃業してから約 150 年が経っていました。
ラーク蒸留所の本社は、歴史あるフランクリン ワーフの埠頭のそばにあります。セラー ドアを訪れましょう。木造のインテリアでぬくもりのある雰囲気が漂います。高品質のウイスキーが棚に並んでいます。バーもあり、実際に味わうことも可能。スタッフにアドバイスを求めながら、150 種類以上ある蒸留酒の中からお好みの一品を探しましょう。この蒸留所の看板商品はシングル モルト ウイスキー。タスマニアのマウンテン ペッパーを漬けたジンも見逃せません。その他、タスマニアのビールやワイン、サイダー、コーヒー、地元のチーズも味わえます。好みのお酒を見つけたら、売店で購入し、家でも楽しみましょう。
ウイスキーが大好きな方には、蒸留所の現場を見られるツアーがおすすめ。3 時間のガイド付きツアーでは、受賞歴のあるシングル モルト ウイスキーの昔ながらの製法や品質の高い原料について学ぶことができます。また、1 日体験もあり、実際にウイスキー造りを体験できます。各種ツアーでは、最後にウイスキーのテイスティングがあります。蒸留所の最新作についても、ちょっぴり紹介してくれます。
ラーク蒸留所は、ホバートの波止場地区、フランクリン ワーフとエリザベス ストリート ピアの間にあります。公共バスで簡単に行くことができます。販売店とウイスキー バーは毎日営業。ガイド付きツアーは 1 日 1 回行われます。