アティトラン湖地域では、先住民の住む村を訪れたり、火山がある山岳地帯をトレッキングしたりできるほか、中米で一番深い湖ではダイビングやカヤックが楽しめます。もちろん泳ぐのもおすすめです。
火山に囲まれたアティトラン湖は東西に 19 キロ、南北に 10 キロの大きさ。最も深いところは 305 メートル以上の深さがあります。湖畔には、いくつかの街や村があり、マヤの文化について学べます。
湖を取り囲む山々の探検の拠点となるのがサン ペドロ ラ ラグナ。多くの人がこの街から旅をスタートさせます。街の中心部には、たくさんのレストランやカフェ、バー、ホテルがあります。旧地区に行けば伝統が肌で感じられ、何世紀もかけて少しずつ変化してきた民族衣装を身に着けた先住民に出会えます。湖を一望するなら、街の名前の由来となっている火山に登るのがおすすめです。
パナハチェルは、アティトラン湖周辺で最も活気があり発展している街です。手工芸品が並ぶ市場をのぞいてみましょう。歴史的な建物の見学もおすすめ。珍しい動植物を見に自然保護区にも訪れてみましょう。
サンティアゴ アティトランでは、マヤの文化に親しみ、人々の暮らしを知ることができます。この街はマヤ先住民が多く住み、中でもツトゥヒル族が中心となっています。この地域の芸術と文化について学びたければ、織物や絵のクラスに参加してみましょう。
サン ファン ラ ラグナでは、ツトゥヒル族の古い言い伝えを描いた壁画を観ることができます。
冒険が好きな方なら、サンタ クルス ラ ラグナははずせません。この村への交通手段は徒歩またはボートのみ。アティトラン湖で人気のダイビング スクールがあります。湖に潜れば、カニや淡水魚と出会えるだけでなく、湖底にある火山噴火跡も見ることができます。
アティトラン湖は年間通して温暖なため、いろいろと楽しめます。5 月から 10 月 までが雨季です。
湖へは、グアテマラ シティ、アンティグア、シェラからバスが出ています。首都のグアテマラ シティから車で行く場合は、パンアメリカン ハイウェイが便利です。湖畔の村を巡るには、タクシー ボートがおすすめ。快適で、景色も楽しめます。