レインアートギャラリーは、ニューカッスルの有名な文化施設。水彩画、油絵、歴史的な文化財など、膨大なコレクションを収蔵しています。1901 年開館のこの美術館では、歴史上有名な美術や現代美術についての講演も開催しています。企画展を鑑賞して、ニューカッスルの現在のアートシーンや街の歴史について理解を深めましょう。
建物は、ドームを頂いたバロック様式。入り口の緑色のガラスパネルが印象的です。1 階のノーザンスピリットというコーナーには、トーマス ベウィックやジョン マーティンなど、この地域の芸術家の作品が展示されています。銀やガラス、陶磁器の作品からは、街の産業の変遷がわかります。
常設展の中には、18 ~ 19 世紀に活躍した J.M.W. ターナーの有名な水彩画もあります。企画展を案内するガイドツアーもおすすめ。ワークショップでは、ダヴィンチになったつもりで絵を描けば傑作が生まれるかもしれません。
小さいお子様連れの場合は、5 歳未満の子供向けエリアがおすすめです。ここには、さまざまな衣装や、絵の具が飛び散ったような模様の遊び場があります。子供向けの有名な物語などをテーマにした、子供にぴったりの展示も多数あります。
併設のショップではギフト用に面白いものが見つかるかもしれません。芸術作品を堪能したら、カフェレインで一休み。軽食や飲み物が楽しめます。
建物の前は広々とした広場になっているので、ここでのんびりとしながら行き交う人々を眺めるのも良いでしょう。この広場はブルーカーペットという名前のパブリックアートになっています。トーマス ヘザーウィックの作品で、地面をめくったようなベンチに驚かされます。ベンチはスケートボードのジャンプ台に利用されていることもあります。
美術館は入館無料。ただし、展示によっては有料の場合もあります。火曜日から土曜日は、朝から夕方まで開館。日曜日は開館時間が遅くなります。月曜日が休館日です。
レインアートギャラリーは、ニューカッスル中心部のモニュメントエリアのすぐ東側にあります。地下鉄を利用するか、車の場合は美術館裏または路上に有料で駐車できます。このエリアには芸術を味わえる施設が多数あります。ホワイトウォール ギャラリーズ、シアターロイヤル、ヴェインなども訪れてみましょう。