ホプンの漁村は、アイスランド東部で最も大きな村落のひとつで、興味深い博物館や美術館が点在していることでも知られています。氷河から溶け出した淡水で形成される巨大なラグーンを目に出来るスポットです。港の周りには、雪をかぶった山脈や広大な河川の驚異的な光景が広がっています。
ヴァトナヨークトル氷河の最適な展望スポットであるホプンでは、氷河に関する知識を深めることもできます。ホプン氷河博物館に立ち寄り、地質学や生態学の側面から氷の構造について考察してみましょう。名高い探検家や魅力的な野生動物の模型展示もあります。
素晴らしい自然の光景を満喫したら、町の文化的な見どころにも注目です。ホルナフィヨルズゥル美術館には、国内外で知られるホプンのアーティスト、スヴァヴァル グズナソンの作品が多数展示されています。コレクションには厳格なアイスランドの氷河、湖、山脈の風景画などもあります。
20 世紀初頭のアイスランドの生活模様を伝えるガムラブズ民俗博物館もお見逃しなく。さらにフルドゥステインには、周辺の土壌から採掘したクリスタルやジャスパーをはじめとする多数の天然石が収集されています。
博物館や手工芸品のショップをめぐったあとは、ロゥンソライヴィ自然保護区のツアーへ繰り出しましょう。切り立った渓谷をハイキングし、ジープで浅い川を渡って進みます。
町に戻ったら、港に点在するレストランの 1 軒で名産のロブスター料理をお試しください。この地域の主要な経済活動が漁業であるのもうなずけます。
ホプンはアイスランドでも乾燥した地帯にあり、やや風の多い気候が特徴です。町の名前はまさに「港」を意味しています。
ホルナフィヨルズゥル自治区に所属するホプンは、アイスランドの東海岸に位置し、ヴァトナヨークトル国立公園のすぐ東にあります。レイキャビークからは、国内の交通拠点でもある小さなホプン空港へフライトで移動しましょう。すぐ郊外にあり便利です。バスでは所要時間 9 時間ほどです。
低砂漠地帯のホプンでは、アイスランド屈指の美しい自然を堪能できます。