ゴア ガジャ ツアーとアクティビティ

「ゴア ガジャ」と呼ばれる象の洞窟は、考古学的価値の非常に高いヒンズー教寺院です。この石造りの建造物は、10 ～ 14 世紀の間に造られたと考えられており、その名前に隠された歴史は、いまだ解明されていません。大きく開いた暗い悪魔の口から洞窟の中に入ります。この悪魔は実は守護神のカーラの頭で、この種の石像によく見られる、ぎょろっとした目が特徴です。洞窟自体はそれほど大きくはありません。古代に刻まれた文字を見ながら、狭い通路をつきあたりまで進んでください。つきあたりを左に進むと壁の小さなくぼみにガネーシャ像が祭られており、右に進むと小さな祭壇にシヴァ神の象徴であるリンガ像と、女性の創造力の象徴であるヨーニ像が祭られています。洞窟の外に出たら、階段を下りてペティルターンの池がある庭に向かいましょう。この池の水は聖水だと考えられており、儀式に使用されています。魚が泳ぐ池やスイレンが浮かぶ池の周りには、ウィジャダリという女神の石像が並んでいます。象の洞窟の見学には 15 分もかかりませんが、ここにたどり着くまでの景色はすばらしく、洞窟周辺に広がる田園風景や点在する寺院も記念撮影にぴったりなので、訪れる価値は十分あるといえます。渓谷を流れる小さな滝まで探検したり、熱帯植物が生い茂る庭を散策したり、近くの仏教寺院を参拝したりしてみましょう。象の洞窟は毎日開いていて、入場は有料です。ギャナール県ブラバトゥ地区のブドゥル村の西に位置し、ウブドからは 6 km (4 マイル) の場所にあります。象の洞窟に行くには、ツアーに申し込むか、車をレンタルしましょう。無料の駐車場があります。地元のガイドに案内してもらうのもおすすめです。中にはしつこいガイドもいるので、ガイドを雇うつもりがないのなら、インドネシア語で「いりません」という意味の「ティダ」という言葉を覚えておくと便利です。女性は肩の隠れる服装でお越しください。男性も女性もサロン (腰巻) を付ける必要があります。サロンは洞窟の入口近くの売店で購入することができます。