ガンガ タラオは日帰り旅行に最適なスポット。この火山湖の湖畔に立つカラフルなヒンドゥー教寺院は一段と目立ち、水際にはほこらや彫像がいくつも立っています。
湖に近づいて行くと見えてくるのは、高さ 33 m のシヴァ神像。ヒンドゥー教の最高神に数えられる神様です。このシヴァ神像はモーリシャスで最大の彫像。手には三叉を持ち、ガンガ タラオの入口を守っています。道を進んで行くとガンガ タラオに到着。湖には、カラフルな魚や巨大なウナギが生息しています。
周辺の丘の景色を楽しみながら、ピクニックをしましょう。湖岸を散歩すれば、ガネーシャ、パールバティなどのヒンドゥー教の神様の彫像や、花の飾られたほこらなどがあります。近くのストロベリー グァバの実をもいで、甘い果実を味わってみましょう。
シヴァ神をはじめとする神々を祀ったヒンドゥー教寺院へ向かいましょう。凝った装飾のローズピンクの外観が印象的。中に入る際には、靴を脱がなければいけません。でも、写真撮影は可。敬意を払った上で、写真を撮らせていただきましょう。とても静かな空間で、黙想や瞑想をするのに最適な場所です。
もし 2 月か 3 月にモーリシャスを訪れる機会があったなら、マハー シヴァラートリーというヒンドゥー教の祭りに参加しましょう。面白い文化体験ができるはず。言い伝えによるとインドの聖なるガンジス川と同じくらい神聖であるとされるガンガ タラオの水。マハー シヴァラートリーまでの 10 日間、何十万人というヒンドゥー教徒が、このモーリシャスののどかな湖を目指します。中には、南アフリカから訪れる人もいます。
モーリシャスはヒンドゥー教徒が多いアフリカの島。だから、モーリシャスの人々にとって、マハー シヴァラートリーは重要な祭りなのです。巡礼に訪れた人たちは、ガンガ タラオ周辺の彫像に、花や線香を供えます。そして、湖の水を汲んで、自分の村に持ち帰ります。
ガンガ タラオは、お祭りの時でもそうでない時でも、魅力ある観光スポット。キュールピップの街からタクシーで 20 分ほどで到着します。