ドチャートの滝は、絵のように美しい自然はもちろん、スコットランドの歴史にも触れられる観光スポット。滝の横の島には、マクナブ一族代々の墓地があります。風光明媚なドチャート川沿いを散策しましょう。橋の下で川べりに出ることができます。
大雨が降った後は、滝の流れが勢いを増します。雨が多い地域なので、急流を見ることができるかもしれません。川岸の岩場に腰を下ろして、滝を眺めましょう。岩場によじ登れば、森林地帯の中を流れる滝に近づけます。
この田園地帯ではキタリスを見かけることがあります。村は静寂そのもの。耳を澄ますと、野生動物が立てる音や水のせせらぎが聞こえてきます。秋は木々の葉が色づき、瞑想にふけるのにうってつけです。
橋の上に立つと、川面がよく見えます。ギフトショップが 1 軒あり、滝をモチーフにしたアイテムなどのお土産が売られています。
インチビューイ島は、マクナブ一族ゆかりの場所。マクナブ一族は、14 世紀から 18 世紀にジャコバイト蜂起が起きるまでこの地域で力を振るっていました。一族の墓地の北と南側に壁があり、それぞれに石の頭像が乗っています。敷地には 15 の墓石が残っています。そのうち 9 つに一族の長が眠っています。
川に沿って北東に進むと、テイ湖にたどり着きます。細長い湖を険しい丘が取り囲んでいます。冬になると、山々の頂に雪が積もります。魚釣りもおすすめ。冬ならカワカマス、春ならサケを釣り上げることができます。
滝は一年中いつでもアクセスできます。冬は雪が降り気温も氷点下になることがあります。夏はピクニックが楽しめます。
ドチャートの滝は、キリンの中心を流れるドチャート川にあり、テイ湖の西端に位置します。滝から北へ歩いて 5 分の場所に、学校やアクティビティセンターなど、村の建物の多くがあります。大晦日にこの場所でキリンの花火大会が開かれ、大空を彩ります。