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ボリビアで最も有名な観光地といえば大空を鏡のように映し出す幻想的なウユニ塩湖。幻想的な風景を一目見ようと雨季には多くの旅行客が訪れています。そんなボリビアは日本の3倍ほどの広大な国土を有しており、国土面積の3分の1を4000m級の峰々が連なるアンデス山脈が占めています。また、ボリビアは南アメリカの国々のなかでも比較的先住民の人口に占める割合が多く、現在でも古から伝わる伝統文化や伝統行事の多くが大切に受け継がれています。現在ボリビアにはユネスコの世界遺産に認定された文化遺産6ヶ所と自然遺産1ヶ所があり、無形文化遺産にはオルロのカーニバルが登録されています。全国各地にはそれぞれ地域ごとに異なる伝統行事がありますが、オルロのカーニバルは毎年2月に開催されておりフォルクローレの里ともいわれるオルロに伝わる歴史的な民族舞踊と音楽による大々的なイベントが行われています。なお憲法上の首都はスクレとされていますが事実上の首都としての機能と人口はラパスに集中しています。

ボリビア旅行のベストシーズン

ハイシーズン

ボリビアには日本のような四季はなく、季節は雨季と乾季に分類されます。ただし雨季といっても人気の観光地であるウユニでは年間降水量自体が少なく、雨の降る日は稀です。なお湖面にうっすらと水が張り鏡のように空を映すのは雨季のみで、この幻想的な風景を楽しむのなら雨季の12月から翌年3月ごろがベストシーズンとなります。なお、中心都市ラパスを訪れる場合は5月から8月ごろの乾季がベストシーズンです。標高およそ4000mの台地に位置するラパスは1年を通して気温が上がらず、日中でも12℃前後、朝夕は0℃前後となっています。訪れる際には高山病への注意と真冬並みの防寒着の準備を忘れずに。

レギュラーシーズン

塩湖の有名なウユニはベストシーズン以外にもいつでも訪れることのできる街です。乾季にあたる4月から11月ごろには湖面に水は張っていないものの足元の塩分が固まり一面が真っ白な銀世界に包まれるため雨季とは趣のことなる幻想的な風景が楽しめます。

ローシーズン

標高の高いラパスなどの都市では雨季の12月から3月にかけて降水量が増えるため足元も滑りやすく観光には適しません。

ボリビアの空港と市街地への交通について

エル・アルト国際空港 El Alto International Airport(LPB)

距離：ラパス市街中心部から南東へ約6km

中心都市ラパス(ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・パス)近隣のエル・アルト市に位置するエル・アルト国際空港はボリビアを代表する空の玄関口です。現在日本からの直行便の運航はされておらず、マイアミ、ダラス、アトランタなどのアメリカの都市を経由して入国するのが一般的です。ラパス市内からは高速道路を利用した路線バスやタクシーなどでアクセスすることができ、所要時間はおよそ20分となっています。

ビルビル国際空港

ViruViru International Airport(VVI) 距離：サンタ・クルス市街中心部から北へ約20km

ビルビルとは現地の言葉で平地のことを意味し、ビルビル国際空港はその名の通りボリビア第二の都市サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ近郊の平地に位置する国際空港です。現在日本からの直行便の運航はされておらず、マイアミ、サンディエゴなどのアメリカの都市を経由するか、ラパスから国内線を利用することによりアクセスできます。なお、空港から市街地まではタクシーの利用が一般的で所要時間は30分程度です。

ボリビア旅行お役立ちサイト

MOFA外務省 海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

世界各地への渡航に必要なあらゆる情報、安全情報と重要な連絡先についての情報があります。

wikiトラベル・ボリビア

http://wikitravel.org/ja/ボリビア

ウィキペディアの旅行ガイド、ウィキトラベルには、より詳しい気候と旅行のアドバイス、アクティビティ別お奨めスポットなど、基本的な情報が詳しく載っています。

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