元はダウンタウンの市立公園内にありましたが、植物園の規模拡大を受けて、中心地のヨーク通り沿いの植物園、南部のジェファーソン カウンティー チャット フィールドを流れるディア クリーク川岸の農場、ダウンタウンから 100 km (60 マイル) 離れたゴリアテ山の自然保護区という 3 カ所に移設されました。
ヨーク通り沿いにあるこの植物園は、都会の真ん中を離れることなく、気軽に自然を楽しむのにぴったり。自然庭園と造園によるモダンな景色が組み合わされ、多彩な景色を愛でることができます。庭園は全部で 42 カ所あり、「ジャパニーズ ガーデン」(日本庭園)、「サウス アフリカン プラザ」(南アフリカのプラザ)、「ウッドランド モザイク」(モザイクの森) など、多様性が豊かです。寒い季節も快適に見学できる屋内庭園のほか、通年営業している「オフシューツ アット ザ ガーデンズ」(デンバー植物園の側枝) や春と夏だけ営業の「モネ デック カフェ」(モネの絵を思わせるデッキ カフェ) があります。
チャットフィールドの分園は、農場としてきちんと操業中の農場で、デンバーの中心街から車で 30 分ほどのところにあり、散策やバード ウォッチングに最適の美しいハイキング道が 4 km (2.5 マイル) 走っているほか、古い牧場の乳牛舎やサイロを修復したヒルデブラント ランチや 1874 年に設立されたディア クリークの校舎があります。子どもの遊び場にはツリーハウスや小ぶりのクライミングウォールがあるので、子どもたちが夢中で遊ぶあいだ、親はゆったりと座って、のどかな自然の景観を楽しむことができます。
ゴリアテ山の分園まではデンバーから 80 km (50 マイル) ほどのドライブ。日帰りでも半日は分園でのアドベンチャーを楽しむことができます。1 年にたった 40 日間しか咲かない夏山の花園には、高山性ワスレナグサ、ツリガネズイセンの仲間で瑠璃色の花が美しいブルーベル、ナデシコ科のモス キャンピオン、野生のプリムラ マラコイデスなど、花に詳しい人もそうでない人も魅了されることでしょう。アラパホ国有林 (アラパホ ナショナル フォレスト) の絶景を目に焼き付けていってください。6~8 月は知識豊富なボランティアが野の花を愛でるハイキング ツアーをガイドしてくれます。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。
どの分園も少額の入場料に駐車料金が含まれています。チャットフィールド分園とヨーク通り分園では、お子さま向けにも大人向けにも各種のクラスやイベントが催されています。