バウンティビーチの透き通った海には、マラパスクア島近海で特に人気のあるスキューバダイビング スポットがあります。ニタリやマンタ (オニイトマキエイ) など、実にさまざまな海の生き物が生息しています。ダイビングをしなくても、ビーチの素晴らしい景色に癒やされ、穏やかな海での泳ぎも楽しめます。
ビーチにはダイビング センターがいくつかあり、誰でも利用できます。レッスンやツアーに申し込んで、海中冒険の旅に出発しましょう。ここにやって来るダイバーが目指すのは、バウンティ ビーチからボートで約 25 分のモナド ショール。深さが約 20 ~ 30 m あるこのポイントは上級者専用です。
モナド ショールは、ニタリに出合えることで有名です。オナガザメの一種であるこのサメは、その名の通り、特徴の長い尾びれをムチのように動かして海面をたたき、獲物を驚かせて捕食します。おすすめは早朝ダイブ。日が昇る直前から昇り切るまでの短い時間にニタリがモナド ショールにやってきます。ここはニタリのクリーニング ステーション。小魚たちが寄生虫を食べてニタリの体をきれいにしていく様子も観察できます。
モナド ショールでは他にも、オニイトマキエイ、トビエイ、シュモクザメなどを見ることができます。季節によって出合える生き物は異なりますが、ニタリはほぼ一年中遭遇可能。
ビーチに戻ったら、タオルを広げてカンカン照りの日差しを浴びてのんびり。体が火照ってきたら海で水遊び。喉が渇いたら、ビーチバーでフルーティーなカクテルやノンアルコール カクテルをいただきましょう。
バウンティ ビーチは、セブ島の北東の沖合に浮かぶ小さなマラパスクア島の南部にあります。セブ島から行くには、マヤ港からボートを利用します。いくつかの業者が昼間に渡し船を出していますが、出発時刻は決まっておらず、満員になるまで待ってから出航します。ダイビング センターの中には、船で迎えにきてくれるところもあります。