海の博物館 (ミュゼ ド ラ メール) では、魅惑的な展示を通じて海洋生物や海事史に触れることができます。手を伸ばせば触れられそうな距離までサメに近づいたり、カラフルな魚たちに目を奪われたり、お茶目なアシカがエサをもらう様子を見たりしながら、メキシコ湾流が流れる各地の海について学びましょう。
博物館の展示は 4 つの階にまたがっています。下の 3 階分ではビスケー湾の植物相、花々、捕鯨の歴史が紹介され、1 階の見どころはアナゴ、大ダコ、タツノオトシゴ、2 階の展示内容は船舶模型、航法計器類、海図、狩猟装備とクジラやイルカの骨格標本、3 階の目玉はアオウミガメとアカウミガメです。
4 階ではメキシコ湾流が達する各地の海洋 (カリブ海、インド洋と太平洋の暖流域、北大西洋) の多彩な海洋生物が飼育されています。ヒトデに触れ、アシカのエサやりを観覧しましょう。クマノミや毒のあるハナミノカサゴといった熱帯魚もいます。必見はシュモクザメ、トラフザメ、ツマグロザメ、カマス、ハタ、エイが泳ぐサメの水槽です。
海の博物館は旧港 (ポール ヴュー) 地区にあり、ビアリッツ中心市街からは歩いてすぐです。歩いて 5 分のサント ユジェニー広場に有料駐車場があり、博物館の受付で駐車券を提示すると、駐車料金の割引を受けられます。コート デ バスクをはじめとする市内各地の名所を回る無料シャトル バスの停留所がすぐ近くにあります。
4 月から 10 月の期間は毎日開館、その他の期間は時間を短縮して開館します。アシカのエサやりは毎日、サメのエサやりは月曜日、水曜日、金曜日に公開されます。シテ ド ロセアン (海洋の街) サイエンス センターも訪問する場合は、共通チケットがお得です。開館時間、入館料、エサやりの時刻の詳細については、海の博物館の公式ウェブ サイトでご確認ください。