火山湖まで足を延ばしたり、のどかなビーチで知られる海岸地区で煮込んだヤギ肉にかぶりついたり。フィリピンの首都マニラの少し南に位置するバタンガス州。自然やアウトドア アクティビティ好きの人々に人気のエリアです。世界中の人々を惹きつけて止まない起伏に富んだ風景が魅力的。標高 1,000 m を超える山々や火山口を中心に、なだらかな丘陵が広がっています。刺激的なアウトドア アクティビティの他に、優雅なリゾートや別荘で日常を忘れてのんびりすることもできます。
バタンガス州の中心にあるバタンガス シティ。東南アジア有数の港を抱える大都市です。公園や史跡、レストランなどを歩いて回ってみましょう。街の中心部にあるラウレル公園は、スポーツ設備やピクニック設備もある大型レジャー エリア。郷土料理を食べるなら、バタンガス シティの目抜き通り P ブルゴス通りへ。地元のごちそう、カルデレータ カンビンはいかがでしょう。ヤギの肉を煮込んだシチューです。
ちょっとした移動なら、三輪タクシーが便利。バタンガス シティのビーチにも行ってみましょう。バタンガスのビーチの多くは、市街地近くにありながら手付かずの自然が残る別世界。バラヤン湾のサンゴ礁でダイビングしたり、ソンブレロ島に渡って、浅瀬でシュノーケリングしたりして楽しめます。
乗り合いタクシーのジープニーで遠出してみても。レンタカーならスケジュールも自由自在です。街から北に向かってタール湖へ。息をのむような眺めが見られます。湖の中央に浮かぶのがタール火山島。火山島に登って火口をのぞくと、ここにも湖が。珍しい二重の火山湖です。噴火がないとはいえ、タール火山は活火山。安全のための警告にはきちんと従いましょう。
バタンガスは、マニラからバスまたは列車で 1 時間強。マニラまで飛行機でアクセスしたら、バタンガスの多くのホテルが提供している空港送迎サービスを利用できます。バタンガスに行くなら、年末シーズンがおすすめ。この時期が一番過ごしやすい気候です。