この遺跡では、1900 年代初頭の塔を見ることができます。オアシスを保護し、オスマン帝国の攻撃に対して防御するために建築されました。
バルザン タワーは、国際都市ドーハの近代的な高層ビルのすぐ北にあります。過去を象徴する 3 階建ての建築物です。近隣の村をつくったシェイク モハメッド ビン ジャシム アル サーニは、雨水を集めるための緑地を監視する望楼として、この建造物を 1 世紀以上前に建設しました。
西の塔は、バルザンと呼ばれ、高い場所を意味します。周囲の砂浜からの高さは 16 m (52 フィート) です。衛兵は、この場所から東方向の海を見て、真珠採りや接近する船を監視するとともに、月の満ち欠けを研究していました。塔の頂上にある三日月の形は、月の始まりを表す重要なイスラムのシンボルです。
塔の壁の厚さは 1 m (3 フィート)。強度を高め、内部を涼しく保ちます。塔の内部には、受入エリアとモスクがあります。また、コーランを子供たちに教える学校として使用されている礼拝室もあります。
壁の上部には、外側に向かって突き出ている数 m 程度のマラジムがあります。これらの木製の雨どいは、激しい嵐のときに雨水を集めて、水が壁をつたわらないように排水します。塔が長期間閉鎖されている場合は、複合施設の周囲の通りから眺めてみましょう。
バルザン タワーは、ドーハのダウンタウンから北に約 22 km (14 マイル) の距離にあるウンム サラール ムハンマドの村にあります。車なら約 30 分、バスなら 1 時間で到着します。
塔を見た後は、さらに北へ 10 分進んだ場所にあるバルザン オリンピック公園へどうぞ。日陰になったプレイグラウンド、子供向けの列車の乗り物、子供たちが走り回ることのできる噴水があり、ご家族でお楽しみいただけます。また、屋内プール、テニスコート、運動場もあるため、年齢を問わず、誰でも楽しめます。