ロカルノは、雄大なアルプスの懐に抱かれたマッジョーレ湖の北岸にある町で、城、教会、ローマによる占領をめぐり、複雑な歴史を紡いできました。歴史の深い中心街の中央広場を取り巻くように築かれた町をお楽しみください。近郊には農地、森林、湖、河川が広がり、
市街の中心では、グランデ広場を囲んで古い建築物が並び、だだっ広い広場でさまざまなイベント、祝祭が開催されています。広場の周りのレストランで屋外席の食事を楽しみ、天を目指す、市庁舎の塔を眺めましょう。グランデ広場の周りは多数の店舗が集中し、ロカルノの中心商業地域ともなっています。
マドンナ デル サッソーは、湖を見下ろす崖の縁に立つ壮麗な教会です。この聖地までは、美しい森林の中を通る 20 分ほどの道のりを歩いて登るか、リフトのいすに座ったまま登ることになります。はるかな高みから眼下に広がるロカルノの景色を楽しんでから教会に入り、きれいな内部装飾、無数の芸術作品に目を留めましょう。
アストロヴィア ロカルノでは、コースに沿って散策かサイクリングを楽しみ、10 億分の 1 スケールの太陽系模型を見学しましょう。この模型では、太陽から一番遠い冥王星までの距離が 6.4 km (4 マイル) となります。
13 世紀に旧市街内に築かれたヴィスコンテオ城は、建物がほぼ 1,000 年間生き残った遺跡で、内部に設置された博物館では、ロカルノの考古学遺跡の情報を提供しています。
マッジョーレ湖を船で遊覧しましょう。マッジョーレはティツィーノ地域最大級の湖で、幅は 69.2 km (43 マイル) もあります。
この地域の公用語はイタリア語です。イタリア北部同様に夏冬は総じて快適で、冬は若干雪が降るものの、猛暑や厳寒には見舞われません。
さらに規模の大きいルガーノの街が、ロカルノから南へ 32.2 km (20 マイル)、マッジョーレ湖の先にあります。これらの街はスイス南部の山岳地にあり、風景を切り取れば、そのまま絵葉書に使えそうな必見の街です。