嵐山町は埼玉県のほぼ中央にある街です。自然が多く残されているこの地は、国蝶オオムラサキが生息していることでも知られています。町内にある鉄道駅は東武鉄道武蔵嵐山駅の1か所です。
街の名前の由来となった嵐山渓谷は、「武蔵嵐山」とも呼ばれる随一の観光名所。造園家の本多静六がこの地を訪れた際に、その風景の美しさを京都の嵐山になぞらえたことが始まりとなっています。嵐山渓谷がひときわ美しさを増すのは紅葉の時期です。渓谷沿いに連なっている平板状の石畳が、渓谷の景色を際立たせています。アクセスは、武蔵嵐山駅からバスで7分ほどです。
嵐山町は、木曽義仲や畠山重忠など、平安末期から鎌倉時代にかけて日本史上に名を残した人物のゆかりの地でもあります。なかでも木曽義仲にゆかりがあるのは、木曽義仲産湯の清水です。嵐山町鎌形の鎌形八幡神社の境内にある湧き水で、現在も枯れることなく湧き出ています。清水の近くにある義仲親子にまつわる史跡も見ておきましょう。
嵐山町にホテルは多くありませんので、県内の主要駅周辺を視野に入れて、観光の拠点を探すとよいでしょう。エクスペディアで嵐山町にアクセスのよいホテルを探してみてくださいね。