ザルツブルグ レジデンツには、文化を心ゆくまで楽しむ方法がたくさん用意され ています。現在は王宮博物館である宮殿内では、レンブラントの代表品の 1 つ『母の像』を見ることができますし、ザルツブルグ宮殿コンサートの会場にもなっています。また、何百年もの間ザルツブルグ大司教の居城として使用されてきた歴史があります。宮殿内には 180 もの部屋があるので、概要を知るためにもまずは音声ガイド機器をレンタルしましょう。レンタル料金は入館料に含まれています。音声ガイドはおよそ 45 分間で、日本語を含む 8 つの言語に対応しています。贅沢に設えられた部屋を回っていると、中世のころに大司教のもとを訪れた皇子や政治家になったような気分にひたれます。 1232 年、大司教コンラート 1 世は大司教の居城となる宮殿の建設に取り掛かり、「レジデンツ」という名を与えました。ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ラテナウの命を受けて現在のようなバロック様式の建物になったのは、16 世紀のことです。音声ガイドツアーではすぐに 2 階の「カラビニエリザール」(警護兵の間) に進みます。広々としたホールで、以前は劇場や宴会場として使用されていました。ここからは、宮殿の壮麗さがひしひしと伝わってくる部屋を順番に見て行きます。中でも最も印象的なのは、「アウディエンツザール」(謁見の間) で、高い天井に描かれているアレキサンダー大王のフレスコ画は必見です。 レジデンツは演奏会の会場としても知られています。特に興味深いのは、1762 年にまだ 6 歳だったモーツァルトが初めて御前演奏した「ラッツィンマー」(評議員の間) です。また、歴代の大司教がモーツァルトをはじめとする音楽家を招き、演奏させた「リッターザール」(騎士の間) も見もので、この部屋は現在も、ザルツブルグ宮殿コンサートの会場の 1 つとして使用されています。コンサートの日程はレジデンツの公式ホームページでご確認ください。 3 階はレジデンツ ギャラリーになっており、レンブラントの『母の像』をはじめとする、16 ~ 19 世紀のヨーロッパの芸術品が集められています。ギャラリーだけ訪れることもできますし、宮殿の部屋とギャラリーの両方が見学できる音声ガイド チケットで入場することもできます。レジデンツはザルツブルグの旧市街の中心地、ザルツブルグ大聖堂の真向かいに位置します。旧市街に行くにはザルツブルグの中央駅からバスに乗ります。レジデンツからは、モーツァルト広場やゲトライデ通りなどの街の主要な名所まで歩いて行くことができます。 宮殿は年中無休ですが、ギャラリーは月曜日がお休みです。
ザルツブルク・レジデンツ ツアーとアクティビティ





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