青々とした美しい緑の風景の中にあるレインボー滝は、ヒロを代表する宝石のような名所です。特定の気候条件で滝の下の部分に小さな虹が現れることから、この名前が付けられています。滝の近くに寄って、自然が造った美しい滝の写真を撮りましょう。
ハワイ語ではワイアーヌエヌエと言い、「虹の水」というような意味になります。滝の後ろの奥まった場所に火山でできた洞窟があります。伝説によれば、この秘密の場所にハワイの月の女神ヒナが住んでいます。
滝へ行くなら、晴れた日の早朝がおすすめ。太陽の光が水しぶきを通り抜けることによってこの有名な虹が見られる確率が高まります。滝が最も静かな時間帯でもあります。日が昇るにつれて観光客の数が増えていきます。
高さが 24 m、幅が 30 m もある堂々としたレインボー滝。季節によっても天気によっても、まったく違う顔を見せます。雨が多いと虹は現れないかもしれませんが、水量が増して水が砕け散り、迫力のある滝の流れを見ることができます。天気によっては、ずっと小さな滝になることもあります。
滝は、小さな子どもや高齢の家族が一緒でも簡単に行くことができますが、とびきりの景色が見たければ、滝の横の階段を登っていく必要があります。高いところから、鳥になったような気分で見渡せます。岩を使った階段は大まかな造りで段差も一定ではないので、頑丈な靴を履いていきましょう。夢のような滝の絶景を写真に収めた後は、近くのカフェでコーヒーやアイスクリームを注文して一休みできます。
レインボー滝は、ヒロのダウンタウンから車でわずか 5 分。滝のすぐそばに駐車場があります。または、ハワイの美しい日差しを浴びながら歩いて行くこともできます。いずれにせよ、滝を見ればヒロの中心部にこのような絶景があることに感動するに違いありません。