1881 年、この家で 1 人の赤ちゃんがこの世に誕生し、パブロ ディエゴ ホセ フランシスコ デ パウラ ファン ネポムセーノ マリア デ ロス レメディオス シプリアーノ デ ラ サンティシマ トリニダード ルイス イ ピカソと名付けられました。一般的に、彼はパブロ ピカソとしてその名が知られており、この名前は世界的に素晴らしい絵画の数々のイメージを思い起こさせます。
ピカソが亡くなったのはもう 40 年以上も前のことですが、彼の名声は今も生き続けています。ラ メルセ広場にあるピカソの生家を訪れてみましょう。現在はピカソ財団本部になっています。その名もカーサ ナタール ピカソ (ピカソの生家)。現在、家の大部分は偉大な芸術家であるピカソの人生と作品に敬意を表した博物館に変わっています。
絵を描くことに対するピカソの天賦の才は、既に子供時代に開花しており、彼の輝かしいキャリアはマラガからスタートしたのです。ピカソは故郷で長い年月を過ごしたわけではありませんが、彼の世界観は間違いなく、この色鮮やかなスペインの街によって形作られました。彼の名言の 1 つに、「子供のような絵を描くには一生かかる」という言葉があります。
4 つの階からなるこの美術館で広範なコレクションを鑑賞しましょう。常設展では、ピカソや彼の影響を受けた芸術家たちの作品、4000 点が展示されています。展示入れ替えや出張展示などで他の現代巨匠たちの作品も展示されます。
また、学生時代の研究、彫刻、陶芸品などを通じて、ピカソの多様性を感じることができます。極めて重要な 1907 年の絵画作品『アヴィニヨンの娘たち』の素描はぜひお見逃しなく。ピカソや彼の家族の写真や思い出の品々、若かりし頃のこの天才画家の自画像なども要チェックです。
彼の最初のアトリエで、正統派のスケッチから彼の画家としての人生の始まりを見てみましょう。のちに、彼は数あるスタイルの中でも、とりわけキュビズムとコラージュについての解釈を深めていったのは有名です。併設のライブラリーとリサーチ センターで、美術史におけるピカソの位置について学んでみましょう。ここでは、さまざまなワークショップやイベントが開催されています。
ピカソの生家は、祝祭日を除いて年中無休です。入場料は手頃な価格で、オーディオ ツアーを含みます。日曜日は入場無料です。この国家遺産である博物館は、マラガの旧市街地区の中心地にあり、タクシーやバスで行くことができます。
