考古学の興味深い展示を通して、アルバの先住民の文化や慣習に触れることができます。
アルバ国立考古学博物館では、ヨーロッパ人が到着する前のアルバ島の生活を垣間見ることができます。島の数千年の歴史にまつわるコレクションを 1 万点以上収蔵しています。復元住居の他、考古学の展示、体験型の展示を通して、植民地時代よりずっと前に島に住んでいた人々の生活や文化について詳しく知ることができます。
博物館に入る前に、まずは博物館の建物をじっくり見てみましょう。第二次世界大戦中にオランダのレジスタンス運動で活躍したアルバの英雄ボイ エクリの家族が住んでいた家は、エクリ コンプレックスとして知られています。
博物館は 2 階建て。1 階の「現在の中の過去」セクションから見学を開始します。啓蒙的なこのセクションでは、常設展示で扱っている主な時代の概要と、博物館の設立に関する情報についても紹介されています。
続いて、「ホーム ライフ」セクションへ。約 2,500 年前にカヌーで島にやってきたと考えられている先住民が使っていた日用品や道具などが展示されています。陶磁器の器などの展示品には、儀式に用いる特別なものもあれば、日常的に使うものもあり、島民の創意工夫が詰まった道具もいろいろ展示されています。
島の歴史をもっとよく知りたければ、2 階へ。「芸術的表現と宗教的表現」のセクションがあり、先住民とヨーロッパ人の探検家や入植者の交流もわかります。復元コーナーも必見です。アメリカ先住民の小屋を復元したものや、島で見つかった洞窟芸術が分かる洞窟の模型が展示されています。
アルバ国立考古学博物館は月曜日と祝日が休館。週末は午後早くに閉館になります。オラニエスタッドの中心部にあります。街の他のエリアからアクセスする場合は、徒歩がおすすめ。入館は無料です。
