みなべ町は、和歌山県の中心に位置する町です。日本一の梅の里として有名で、丘陵地には日本一のブランド梅である「南高梅」の梅林が広がります。また、黒潮も近く、伊勢エビやいわしなどの水揚げも多くなっています。
みなべ町には、JR紀勢本線の駅である南部(みなべ)駅があります。観梅期には特急くろしお5号が臨時停車し、駅からは臨時の路線バスも運行されます。
駅から車で10分ほどのところに南部梅林があり、南部川に沿って広がる山の斜面に、見渡す限り梅林が広がります。毎年初春には多くの観光客でにぎわい、梅の種飛ばし大会や野点(のだて)などのイベントも開催されます。
同じく南部駅から車で10分ほどの距離にあるのが、千里の浜と呼ばれる1.3kmの砂浜。世界遺産・熊野古道の一部を成し、熊野古道では唯一の浜辺を歩く道です。5月上旬~8月下旬辺りの時期には、運がよければ絶滅危惧種であるアカウミガメの産卵に出会えるかもしれません。
南部駅近辺にはあまり宿泊施設はありませんが、駅から車で10分ほどのみなべ温泉には、山海の料理が楽しめる和風の料理宿や、リーズナブルに利用できる国民宿舎があります。みなべ町に滞在予定の方は、ぜひエクスペディアでホテル探しをしてみてはいかがでしょうか。