ジュロン バードパークでは、オーストラリア産の色鮮やかなインコに自分の手でエサをあたえたり、オオハシの大きなくちばしと極彩色の羽に見入ったり、猛禽類が頭上のはるか上を滑空する様子を見上げたりすることがで、世界中から観光客が集まる市内有数の人気スポットです。
世界中から 380 種 5,000 羽以上の鳥を集めたジュロン バードパークは、世界最大級の鳥類公園で、1971 年から市民の憩いの場として愛されるとともに、環境保護と環境保全運動について衆人を啓発する拠点として活躍してきました。絶滅危惧種が 29 種類も保護されているなど、環境保護上大きな役割を果たしています。
ガイド付き路面電車ツアーは、家族連れを意識したアクティビティーを体験しながら園内を回るもので、鳥類に詳しい運転手からいろいろと教わったうえで気に入った展示に向かえる点でもおすすめです。
鳥類は生息環境ごとに分けられ、最適な自然環境を再現した囲いに放されています。シンガポール一高い 9 階建てのインコ・オウム館「ロリー ロフト」では、空中にしつらえられた通路を渡りながら、色とりどりのオーストラリア産のインコやオウムが飛び交う様子を観察できるほか、花の蜜を掲げ持っていると、大胆なインコたちが群れ集まってくるので、大人にも子どもにも思い出深い体験となります。
30 m (100 フィート) の滝が造られた「アフリカン ウォーターフォール」(アフリカの滝) では、アフリカの鳥たちが何百羽も自由気ままに暮らしています。
「ペンギン コースト」(ペンギンの海岸) ではペンギンたちが海水に潜り、楽しげに遊んでいて、1 日に何度か来園者がエサをやれるセッションが用意されています。「キングズ オブ ザ スカイズ」(大空の覇者たち) では、ワシやタカ、ハヤブサの俊敏な動きと頭上はるかを舞い飛ぶ様を見られます。
ジュロン バードパークはダウンタウンから車で西に 30 分ほどのところにあり、駐車場が完備されているため、車でも安心して訪れることができますが、公共交通機関でも楽に来ることができます。ジュロン バードパークは年中無休で料金も控えめです。