ゴールウェイ大聖堂の緑色のドームは街を代表する光景です。この壮麗な建物はかなり新しく 20 世紀半ばの建造です。柱やドーム、グレーと緑色でまとめられたファサードなどが印象的です。
ゴールウェイ大聖堂は、コリブ川とエグリントン運河の間の美しいエリアにあります。堂々たる建物を写真に収めながら、ルネサンス様式の影響が見られる柱やドームを鑑賞。周辺に流れる川や運河、立ち並ぶ木々が背景となってマッチしています。屋根の明るい緑色と外壁のグレーの絶妙な組み合わせもすてきです。
中央の扉から中に入ると、壮麗な身廊が広がっています。オルガンの上に設置されたバラ窓の美しい色使いが目を引きます。十字架にかけられたキリストを描いたすばらしいモザイク画も圧巻です。
明るい緑色の色遣いは、アーケードの内側の大理石にも見られます。色鮮やかなステンドグラスや壁を飾る彫像も見応えたっぷり。
教会には他にも見逃せない作品があります。復活の礼拝堂にあるのが、ジョン F ケネディを描いたモザイク画。ケネディはアメリカ合衆国で最初のカトリックの大統領です。このモザイク画は、アイルランドでのケネディ大統領の人気ぶりを表しています。
ゴールウェイ大聖堂は、市の刑務所があった場所に建てられました。アイルランド国内で数多くの宗教建築を手がけた建築家、ジョン J ロビンソンによる設計。この大聖堂の正式名称は、被昇天の聖母および聖ニコラス大聖堂といいます。
大聖堂には見学客として無料で入ることができますが、寄付も募っています。通常は、毎日朝から夕方まで公開されています。車の場合は、敷地内の駐車場が有料で利用可能。日曜日は無料です。
ゴールウェイ大聖堂は、ゴールウェイ市街地北西部のコリブ川の西側にあります。近くには、アイルランド国立大学もあります。バスを利用する場合は、大聖堂の北側の停留所で下車。徒歩の場合はエア広場から 10 分ほどで行くことができます。