小さなフィンガル ヘッド灯台は、それほど高い場所に立っているわけではありませんが、近くの船に明かりを投げかけ、礁や浅瀬、砂州や岩の多い岬を避ける安全な航路を教えます。岬に向かう景色のよい道を歩きながら、動物や植物を探しましょう。
ニュー サウス ウェールズ州の沿岸にはいくつもの灯台があります。1800 年代後半に船の難破事故が何度も起きたため、海洋施設がたくさん建設されました。このかわいい灯台は 1872 年に点灯を開始。アイルランドのジャイアンツ コーズウェイを造ったといわれる神話上の生き物フィンガルにちなんで名付けられました。小さな灯台ですが、オーストラリアの最東端に立つ灯台のひとつとして大いに力を発揮しています。
この魅力的な灯台がある岬には、セイタカコウなどの鳥が巣を作っています。ビーチからここへ行くには、熱帯雨林を抜ける小路を通ります。小さな岬の開けた草地に出ると、ツイード ヘッズの街が見えます。このミニ ジャイアンツ コーズウェイでは、イルカやザトウクジラの姿が見えることも。夕食のおかずを捕まえに行くなら、釣り竿を忘れずに。
この石造りの灯台の周りを散策。灯火室とそれを囲むようにバルコニーがある灯台をじっくり見ることができます。建設当時、この灯台の固定白色光は光度が 1,000 カンデラでした。1920 年に、灯油からアセチレン ガスを使った自動運転に変更され、光度も 1,500 カンデラに上げられました。
灯台の向かい側には灯台守の家の跡があります。灯台の北側にビーチがあり、何隻ものボートが海に浮かんでいます。ピクニック エリアがあるので、ランチも楽しめます。
フィンガル ヘッド灯台の周辺には立ち入ることができますが、灯台自体は立ち入り禁止です。ポイント デンジャーの南東の岬に立っています。車で行くには、パシフィック ハイウェイを使い、ツイード リバーの南岸から岬に向かいます。敷地内に無料で駐車できます。