水槽総容量 200 万リットルという圧倒的な水量を誇り、トラフザメからタコ、クマノミまで、200 種類以上の水生動物を鑑賞できます。展示生物は地元水系からも世界の海からも幅広く集められているうえ、直接触れて親しめる体験型展示を交え、詳しい展示説明が施されているため、楽しく深く幅広く学ぶことができます。
ここで飼育されていることに驚きを禁じ得ないのが、世にも珍しいホワイト タイガー。インドの寺院遺跡を思わせる檻 (おり) の中をゆうゆうと歩くトラは、水族館のたゆまぬ努力によって保護されている動物の 1 つです。ここでは水陸とも生態系を興味深く表現する、遺跡のような演出を施すなど、展示方法にも工夫が凝らされています。熱帯雨林エリアでは、ヘビやカエル、熱帯の鳥、レッド ピラニアや有毒の淡水エイが一堂に会し、古代マヤ文明を模した展示会場「サンクン テンプル」(水没寺院) では、タランチュラやフグ、6 m のニシキヘビを間近からじっくり観察できます。
サメの水槽を間近で見られるライド アトラクション「シャーク ボヤージュ」では、メジロザメやスナザメ、トラフザメが泳ぐ水槽のトンネルをミニトレインでくぐり抜けます。
水族館に併設された屋外遊園施設には、メリーゴーラウンドや観覧車、フリーフォールなどのアトラクションやカーニバル ゲームなどが勢ぞろい。すべてのアトラクションを終日好きなだけ楽しめる 1 日パスとアトラクションの利用ごとに料金を支払うシステムがあります。
水族館をひと通り楽しむ目安時間は 2 ~ 3 時間ですが、ランチやディナーを出す館内レストランもあり、もっとじっくり過ごすこともできます。レストランには何千もの熱帯魚が泳ぐ水槽があり、時にはダイバーが潜ることも。水族館だけにおすすめメニューはシーフードですが、ほかにもさまざまなメニューが用意されていますし、近くにファースト フードの店もあるので、幅広い予算や好みに対応可能。
水族館はダウンタウンの北にあります。年中無休。有料駐車場が用意されています。