イーペル マーケット広場 (フローテ マルクト) は、街の中心部にある楽しい広場。カフェ テラスやギフト ショップ、噴水などがあり、周囲には歴史ある建物が立ち並びます。また、土曜日にはマーケットも開かれます。
広場周辺のほとんどは第一次世界大戦の時に破壊されてしまいましたが、戦後、忍耐強い復興作業によって元の姿が復元されました。中世の様式とルネサンス様式が混在している点に注目。どちらの様式も、フランダース地方の伝統的建築の特徴です。
広場周辺の歴史的建造物をじっくり見ていきましょう。北西の角には、名所となっている 3 軒の隣接した居酒屋があります。この 3 軒の建物はどれも 17 世紀のものです。
織物会館も見どころ。ここは、中世の時代に布地や羊毛の取引が行われた交易の中心地でした。この建物の中にはイン フランダース フィールズ博物館があり、この地域の第一次世界大戦時の歴史について伝えています。
再建された 16 世紀のカッセルライを鑑賞してみましょう。この立派な建物にはかつて、イーペルの市長官がいました。そして、戦後はしばらくの間市庁舎として機能しました。次は広場の東側にある裁判所へ。この建物は以前、精神科の病院でした。
イーペル マーケット広場は、年間を通し、さまざまなイベントが開かれることでも有名。国際カー ラリーやメモリアル タトゥー、クリスマス マーケットは人気のイベントです。毎週土曜日に行われる市場もおすすめ。食べ物や衣服、植物などを売る露店が出ます。
市場や歴史的建物以外にも、周辺にはたくさんのレスランやカフェがあります。お気に入りの 1 軒に入り、食事や軽食を味わってみてはいかがでしょう。
イーペル マーケット広場があるのは街の中心部。カステールフラフトと呼ばれる堀の西側に位置します。近隣には、聖マルティン大聖堂や、メニン門記念碑などの見どころもあります。公共交通機関が発達している地区なので大変便利。有料駐車場もあるので、車で行っても安心です。