ホイットニー美術館は、ハドソン川を見下ろす洗練された現代的なデザインの建物も有名な美術館。1931 年に芸術のパトロンである名士によって設立されたこの美術館は、20 世紀と 21 世紀のアメリカ美術を所蔵しています。いくつもの階にまたがる多彩な展示を鑑賞して、アメリカ現代美術に正面から向き合いましょう。
大きな建物は斬新な外観で、さまざまな要素を取り入れたデザイン。各階がガラス製のパズルのピースのように組み合わされています。夜になると、照明に明るく照らし出された姿がハドソン川に映り、一層生き生きとして見えます。
無料のガイド ツアーに参加すると、展示を総合的に理解することができます。マルチメディア ガイドも用意され、芸術家や学芸員による解説や批評を聞きながら作品を鑑賞できます。年間を通じて次々に開催される特別展では、肖像画から現代的な作品、実験的映像作品や社会問題に取り組んだものまで幅広いテーマが取り上げられています。
常設展では、映画や映像、版画から従来の美術作品まで、見ごたえのある作品が数多く展示されています。作品が展示されている 3,000 名を超える芸術家の中には、エドワード ホッパーやモーリス プレンダーガストといった巨匠の名も。
芸術鑑賞の合間に、1 階のレストラン、アンタイトルドでお食事を。軽食や飲み物でちょっと一息つくなら 8 階のスタジオ カフェへ。
前売り入場券や高齢者と学生には割引があります。美術館会員と 18 歳未満は入場無料です。開館時間は水曜日から月曜日は朝から夕方まで。金曜日と土曜日は夜まで開館しており、火曜日が休館日です。
ホイットニー美術館はロウアー マンハッタンのグリニッジのチェルシー側にあり、セントラル パークから南へ数キロ、ハドソン川の東岸に位置します。徒歩 10 ~ 15 分圏内に地下鉄の駅がいくつかあります。近隣のグラウンド ゼロ ミュージアム ワークショップ、ジョイス シアター、ハイライン パーク、チェルシー マーケットなどの見どころも訪れてみては。