1897 年に設立されたテート リバプールは、イギリスにある 4 つのテート美術館のひとつです。7 万点に届くほどの膨大な数の収蔵品と、世界各地で大成功を収めた美術展の数々を企画した実績。アート ファンにとってテート リバプールで過ごす時間は、心に残る思い出となるでしょう。
いつ訪ねても、テート リバプールでは世界水準の美術展が開催されています。過去にはシャガールやモネ、ピカソといった巨匠の回顧展が開催されたほか、チャップマン ブラザーズなど、過激なアーティストの作品の展示も行ってきました。マルセル デュシャン、アンディ ウォーホル、ジャクソン ポロックの絵画など、国有の美術コレクションから、常に大規模な展覧会が催されています。
テート リバプールでは美術分野においてきわめて進歩的な作品も展覧しています。例えば抽象的 3-D アート、複合媒体によるインスタレーション、パフォーマンス アートなど。美術館内の様々なホールやギャラリーを見終えたら、椅子に座って足を休ませながら前衛フィルムを鑑賞してみませんか。上映終了後は、アーティストとの質疑応答タイムもあります。
ガイド付きツアーに参加すれば、アーティストの意図を理解したうえで、展示作品をより深く鑑賞することができるでしょう。アートに目覚めた方は、アート ドックで抽象アートを探求し、2-D あるいは 3-D アートの制作に挑戦してはいかがですか。アルバート ドックを見渡すこのコーナーは、家族全員がひと休みしてリラックスできる場所でもあります。一年を通して開催されている無料ワークショップでは、参加者は楽しく、社交的な雰囲気のなかで、収蔵美術品について学ぶことができます。
ギフトショップでは、美術の材料やプリント、発行物が購入できるほか、テートだけの限定アイテムが手に入ります。美術館内には景色のよいカフェがあり、大人がメイン ディッシュを注文した場合、同伴の 12 歳未満の子供の食事は無料となります。
テート リバプールは毎日、開館しており、入館料は無料です。複数の駅とバス停があるリバプールの中心部から、歩いて短時間で行くことができます。