南オーストラリア ホエールセンターでは、3 つのフロアを使って展示物や双方向型展示があり、捕鯨の歴史やクジラの生態について紹介しています。クジラの骨、模型、捕鯨関連の文化財、レプリカの船など、見どころがたくさんあります。
3D シアターでは、南米パタゴニアのミナミセミクジラに関する 12 分の映画を見ることができます。また、この地方で捕鯨が重要産業だった頃の白黒の短編ドキュメンタリーも上映されます。捕鯨関連の文化財を見て回りましょう。捕鯨用のモリや、脂肪を煮て鯨油を取る鍋など、興味深い展示がなされています。クジラから脂肪と皮を剥がす道具もあります。
ミナミセミクジラの頭骨やマッコウクジラの脊椎骨に注目。クジラの模型を見て、情報パネルに書かれた説明文に目を通しましょう。クジラと魚をテーマにした壁画も見どころです。
キッズゾーンは小さな子供向け。大きなイカのお腹の中を表した模型があり、這って通り抜けることができます。オーストラリア先住民についての展示もあり、捕鯨者コンドリについての話を知ることができます。この古い話は、アデレード郊外のエンカウンターベイに暮らしていたラミンジェリ族に伝わるものです。
ホエールセンターの地下には、シーシェパードのスティーブ アーウィン MV の展示があります。これは、オーストラリアの自然環境保護活動家であるアーウィンが所有する船の縮小レプリカです。舷窓を覗き込み、船長室に入ったら、舵を握ってみましょう。船が実際に航海に出たときの映像も見ることができます。
ホエールセンターはワーランド保護区の中にあり、建物の前にはクジラの尾の形をした噴水が。ビクターハーバーは小さな街なので、どこからでも簡単に徒歩でアクセスできます。自動車で行くことも可能。センターは無料駐車場を併設しています。センターの近くにも無料駐車場と有料駐車場があります。
南オーストラリア ホエー センターは、クリスマスの日を除いて毎日営業。入場料が必要です。大人 2 人と子供 2 人のファミリーチケットを買うと割引になりお得です。4 歳以下の子供は入場無料です。