世界で最も小さな国の 1 つ、サン マリノ共和国の首都。山の斜面に建てられた中世の建物と息をのむような景色で有名です。

山の尾根に沿うように広がる古代の要塞都市に行き、目もくらむような美しい大パノラマを満喫しましょう。サン マリノの街のジグザグに進む石畳の通りには、カフェや宮殿、博物館などが立ち並びます。サン マリノ共和国は世界で最も小さな国の 1 つ。その首都がサン マリノ市です。西暦 301 年に建国されたとされるサン マリノ。古い伝統が今も生き続け、素晴らしい建築物も数多く残っています。

ユネスコ世界遺産に指定されているサン マリノ歴史地区とティターノ山。教会や修道院、門、塔、宮殿など、市内には見どころが目白押しです。くねくねと続く路地を歩き、坂や階段を登っていきましょう。展望台に立つと、山並みにイタリアの村々、アドリア海まで見渡せる絶景が広がります。

ティターノ山の 3 つの塔は要塞の役目をしていた建築物。絵のように美しい山道を歩いて見に行きましょう。11 世紀に建てられたグアイタの塔は、まるでおとぎ話に出てきそうな建物。チェスタの塔には古代武器博物館があり、昔の武器を見ることができます。他の 2 つの塔に比べると訪れる人が少ないのがモンターレの塔。昔の見張り台と監獄が必見です。

リベルタ広場へ行ってみましょう。テラスでおいしい食事を楽しんだ後はサン マリノ政府庁舎である共和国宮殿を見学。内部には豪華な装飾が施された部屋がいくつも。ここで国の重要な会議が行われます。少し歩いたところにあるのが、新古典主義様式のバシリカ ディ サン マリノ。この大聖堂には聖マリーノの聖遺物がまつられています。隣には壁画や彫像が美しいチャーチ オブ セント ピーターもあります。

リベルタ広場から、カフェやお土産屋を通り過ぎて、ティターノ広場へ向かいましょう。サン マリノ国立博物館では、美術や陶磁器、硬貨、宝石などを鑑賞できます。また、近くのガリバルディ広場には、イタリア統一運動で活躍したジュゼッペ ガリバルディの胸像があります。

他にも見どころがたくさん。ギャラリー オブ コンテンポラリー アンド モダン アートや拷問博物館、セント フランシス ミュージアムにもぜひ寄りましょう。

サン マリノに行くには、リミニまで飛行機で行き、そこからはレンタカーを使います。城壁の外に有料駐車場があるので、車はそこに停めましょう。隣街のボルゴ マッジョーレからロープウェイでサン マリノの歴史地区に行くのも景色が楽しめておすすめです。