サン ルイス州はアルゼンチンの中央に位置します。街々の主要スポットを観光したら、赤色岩が作り出す不思議な景色や多彩な地形の渓谷を巡りましょう。
州都サン ルイスでは、この地域の植民地としての歴史を知ることができます。その北東に位置する郊外の街ポトレロ デ ロス フネスには、貯水池を一周する道路がサーキットにもなっています。ここで行われるレースについて話を聞いた後は、実際にサーキットをドライブして美しい景色を楽しみましょう。貯水池では魚釣りも楽しめます。
新古典主義建築のサン ルイス大聖堂を鑑賞しましょう。大きなペディメントと 6 本の円柱が印象的です。夜には柱廊玄関が明るくライトアップされるので、また違った美しさを堪能できます。博物館を巡り、街のコロニアル建築を見て回りましょう。インデペンデンシア広場は、その名の通りにアルゼンチンの独立までの戦いを今に伝える場所。中央にホセ デ サン マルティンの騎馬像があります。
北東にあるメルロの街へ行きましょう。苔が生える緑の多い丘陵地帯の中に位置するため、とても過ごしやすい気候です。
州都サン ルイスから北西に 120 km ほど行ったところにあるのはシエラ デ ラス キハーダス国立公園。この乾いた土地に住んでいた先住民ワルペス族について学ぶことができます。ポトレロ デ ラ アグアダなどの主要な見晴らし場からは、面白い形をした赤色岩が見えます。地元のガイドを雇って渓谷を巡るのもおすすめ。詳しく説明をしてくれます。また、十分な量の飲み水と日焼け止めクリームを持っていくのを忘れないようにしましょう。
サン ルイス州は、乾燥パンパ地域の低山脈に位置するため、暑い気候。しかし、標高の高い一部の地域は穏やかな気候です。
アルゼンチンの中央に位置するサン ルイス州。両隣にはメンドーサ州とコルドバ州があります。アクセスはサン ルイス空港を利用すると良いでしょう。ブエノス アイレス新しいウィンドウで開くから定期便が飛んでいます。また、サン ルイスには国内の主要都市からバスが出ているので、それを利用するのも可能です。
サン ルイスに来たら、街で地元の文化に触れ、国立公園で赤色岩や深い谷を巡りましょう。