サムスン イノベーション ミュージアムでは、エレクトロニクス産業に関する輝かしい歴史と最新の情報を知ることができます。建物は一部がショールーム、一部がエレクトロニクスの博物館であり、巨大企業サムスンの全体像がよくわかる構造になっています。サムスン電子の本社内にあるミュージアムで、1960 年後半に始まったテクノロジーのイノベーションとエレクトロニクスの未来について学んでみましょう。
サムスン イノベーション ミュージアムはガラス張りのスタイリッシュな建物です。中に入って、企画展ではどんな展示が行われているかチェックしましょう。4 つに分かれたホールには、イノベーションをそれぞれ異なる側面からとらえた展示があります。
まずは、サムスンの歴史に関する展示から。サムスンは、小さな IT 企業からスタートし、エレクトロニクス イノベーションの世界的なリーダーに成長しました。水原を拠点として、テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコン、計算機などの製造を手掛けたのち、オーディオビジュアル機器に続いて 1988 年に会社初の携帯電話を発売しました。現在では半導体、ビジュアルディスプレイ、携帯電話で成功し、今やサムスンのテクノロジーは日常生活で必須のものとなっています。
「シーズ オブ イノベーション」の展示ホールでは、テクノロジーの発明家たちが何にインスパイアされたのかをテーマとした展示になっています。「コア オブ イノベーション」の展示は、イノベーションがどのように形になったのかという逸話を教えてくれます。「インスパイアリング イノベーション」は、未来のエレクトロニクスを紹介する展示で、新しくリリースされるサムスンのガジェットやデバイスを紹介しています。新しいデバイスに実際に触れたり、教育プログラムに参加することもできます。
サムスン イノベーション ミュージアムは、水原市霊通 (ヨントン) 区にあります。入場は無料で平日にはガイドツアーもあります。予約して利用しましょう。英語、中国語、日本語、スペイン語のガイドがあります。土曜日は事前予約は必要ありませんが、ガイドツアーもありません。休館日は日曜日と祝日です。