ペティテンゲット寺院 ツアーとアクティビティ

ペティテンゲット寺院は、ペティテンゲット ビーチ沿いに建つ歴史の古いヒンズー教寺院です。にぎやかなクタから離れて、小さな寺院で穏やかな時間を過ごすことができます。シダ植物に囲まれ、ツル科の植物が絡みついた石造りの建物は何世紀も昔に建てられたものですが、この寺院を「プラ ペティテンゲット」と呼ぶ村人は今も祈りをささげ、信仰しています。 かつてうっそうとした森が広がっていたというペティテンゲットには今も熱帯植物が生い茂り、門をくぐると鳥のさえずりが聞こえてきます。敷地内には背の高い石造りの祠があり小さな彫像が点在しているので、ぜひゆっくりと歩いてみてください。寺院の扉や塔に施された繊細な木彫りの彫刻は見事としかいいようがなく、ぎょろっとした目が特徴の戦士のような像は、バリの記念写真にぴったりです。 ここでは毎日、地元の人がバナナの皮に包まれた食べ物をお供えしたり、お香をたいたりしています。運がよければ、ビーチ沿いで執り行われる華やかな儀式が見られることも。「呪われた同士の集まり」という意味を持つ「ペティテンゲット」という名前は、15 世紀にさかのぼる寺院の建立の伝説が由来になっています。当時、村の人々は暗い森に「ブティ イジョ」という精霊が住みついていると考えていました。この森を訪れた人が皆病気になることに気付いた村人は、司祭の言葉に従ってブティ イジョが持つキンマの箱を祭る祠を建てました。こうして建てられたプラ ペティテンゲットは今、不気味さは一切なく、穏やかな雰囲気に包まれていますが、伝説のような景観は今も残されています。この寺院を訪れるなら、ぜひ日暮れ時にお越しください。絵のように美しい絶景が広がります。ペティテンゲット寺院はクロボカンのバドゥン県にあり、ペティテンゲット ビーチから南に下るとスミニャック ビーチに出ることができます。さらに南にはレギャン ビーチとクタ ビーチが広がっています。 ペティテンゲット寺院は、デンパサールの南西に位置し、空港からは道が空いていれば車で 15 分ほどで到着します。寺院に行くにはモーターバイクを借りるか、タクシーまたは「ベモ」と呼ばれる割安の相乗りタクシーをご利用ください。スミニャック ビーチ沿いを北上してもたどり着くことができます。寺院のすぐ外には警備された駐車場があります。寺院のあるこの静かなエリアに宿泊したい場合は、近くのリゾートやホテルをご利用ください。インドネシアの寺院を訪れる際は、膝と肩が隠れる服を着用してください。