ペサックを訪れる観光客のお目当ては、世界的に有名なワインを生産するシャトーや、この地域の砂利が混じった土壌で作られる独特のワイン。でも、ボルドーの郊外にあるこの街の魅力は、ワインだけではありません。興味深い教会や、個性的な建築物もたくさん。フランスでも有数のブドウの産地であるこの街に滞在して、至福のひとときを過ごしましょう。
ペサックのブドウ園のブドウを使用した、有名なボルドー ワインは絶品。グラーヴ地域の独特の土壌が、世界的に評価の高い、特徴あるワインを生み出します。13 世紀の教皇の名が付けられたシャトー パプ クレマンは、素晴らしい建物と、公園や美術館もある広大な土地を有しています。
ボルドー周辺の他のブドウ園も回れば、あなたもボルドー ワイン通です。シャトー オー ブリオンとシャトー ラ ミッション オー ブリオンは、エレガントな大邸宅の土地でブドウを栽培しています。これらのシャトーの見学や、専門家のガイドによるワインの試飲会に参加するには、事前に予約しましょう。
おしゃれな家が立ち並ぶ現代的なペサックの集合住宅地区は、1926 年にアンリ フリュジェの要請で、有名な建築家ル コルビュジエによって設計されました。カラフルな近代建築の住宅は、この周辺の街並とは一線を画しています。
モダンな地区とは対照的なのが、サン マルタン教会です。戦争記念碑の隣にあるこの教会には、厳粛な内装に、豪華なバロック様式の祭壇があります。
また自然を満喫するなら、ペサック郊外のエコジット デュ ブギャルがおすすめ。森の小道を散策して木製の見晴台で足を止めれば、目の前にはボルドーと周辺地域の景色が広がります。
また 11 月に開催されるペサック歴史映画際では、知られざる名作を発見できます。毎年行われるこの映画の祭典では、教育者や映画制作者を招いて、メディアの歴史をたどるプログラムが開催されます。
ペサックに行くは、ヨーロッパやフランスの主要都市へのフライトが頻繁に発着するボルドー メリニャック空港を利用。空港からは車で 15 分で到着します。ペサックへの旅行は、温暖で雨の少ない 4 ~ 10 月がベスト シーズンです。