スイス北部は、国際色豊かな都市と絵のように美しい田園風景からなる、文化的な地域。スキー リゾートとして有名な南部とは対照的に、北部にはいくつもの大都市があり、スイスでも特に印象的な建築物もあります。
工業、経済、そして文化の中心であるチューリッヒは、ぜひ訪れてみましょう。雪に覆われた山々に囲まれるスイス最大の都市で、旧市街はヨーロッパの至宝の一つとされています。グロスミュンスター大聖堂のカールス塔を見上げたり、川沿いのヘルムハウス美術館を訪れたり。またフラウミュンスター教会では、マルク シャガールのステンドグラスの窓を見ることもできます。
リンマートクヴァイの川沿いのプロムナードを散歩したり、メインのショッピング街であるバンホーフ通りを歩いて見ましょう。レイク プロムナードからは、チューリッヒ湖を眺めることができます。冬は非常に寒いため暖かい服で行きましょう。夏は暑すぎず、快適です。
湖の南東には、魅力的なラッパースヴィル ヨーナの村があります。荘厳なラッパースヴィル城に圧倒されたら、ラッパースヴィル ヨーナ市立博物館へも足を運んで見ましょう。
チューリッヒから北東に行くと、かつて工業が盛んだった多文化の街ヴィンタートゥール。ヴィンタートゥール写真美術館やヴィンタートゥール自然史博物館など、博物館や美術館が多く集まっているので、ぜひ訪れてみましょう。
さらに北上すると、ライン滝のあるシャフハウゼンの街にたどり着きます。この滝は横幅が 150 m あり、高さは 23 m あります。
チューリッヒから車で 1 時間ほど西に行くと、美術館や博物館が数多くあることで有名なバーゼルに到着します。素晴らしい旧市街には、バーゼル大聖堂やミュンスタープラッツ広場などの観光名所があります。わくわくするような雰囲気のこの街では、おいしい食べ物も豊富。名物のチーズとタマネギのタルトやジンジャーブレッド ビスケットがおすすめです。アルレスハイムの絵のように美しい土地をハイキングすれば、教会やお城が見えてきます。
西ヨーロッパの中でも比較的小さな国であるスイスの北部は、ドイツ、フランス、リヒテンシュタイン、オーストリアの国境に面しています。この地域を訪れるには、ベルンかチューリッヒの国際空港を利用しましょう。スイス国内を旅行して回るには、鉄道が非常に便利です。
スイス北部では、ヨーロッパでも最も文化的で歴史的な街の数々が待っています。