コンスタンツは長い歴史を持つ美しい街。教会や住宅、ホールなどの色彩豊かな街並みが魅力的です。郊外エリアは湖に突き出た半島部分に広がり、すばらしい自然環境や湖を望む城なども楽しめます。湖畔でのんびり過ごすのも良し、歴史ある通りを散策するも良し。すてきな博物館も充実しています。
コンスタンツの豊かな歴史を感じるには、ニーダーブルクと呼ばれる旧市街へ。1827 年まで、コンスタンツはカトリックの重要な教区であっただけでなく、中世における貿易の街として栄えました。旧市街近くにあるコンスタンツ大聖堂の建設は 11 世紀。高さ 76 m の塔を見上げると、歴史の重みが感じられます。
古い集会所を利用したロスガルテン博物館では、中世の絵画を鑑賞することができます。ピラミッド状のガラス ケースの下に眠るローマ帝国の城塞、コンスタンチア。上からのぞくだけで満足しない方は、ガイド ツアーに参加しましょう。地下の遺跡に行くことができます。
コンスタンツ ハーバーには、他にも見どころがいっぱい。入り口に、高さ 9 m のインペリア像が港全体を見晴るかすように立っています。ペンギンやウミガメなど海の生物を見るならシー ライフ コンスタンツへ。また、シュタットガルテンは、水辺ながら緑豊かで静かな場所です。
コンスタンツ湖とも呼ばれるボーデン湖は、東西に 63 km に渡って広がり、3 国に接する広大な湖。夏には、カヤックやセーリングなどのウォータースポーツはもちろん、水辺でぶらぶらするだけでも楽しめます。
市街地から郊外に出れば、素晴らしい自然環境が堪能できるでしょう。たとえば、ボーデン湖に浮かぶマイナウ島まで足を延ばしてみましょう。優美な庭園、蝶の家、風光明媚な場所に立つバロック様式の宮殿などが見られます。
コンスタンツは、ドイツ南西部に位置し、スイスに接する国境の街。エンゲンの市街地や、チューリッヒ、シュヴァルツヴァルト地域の街から鉄道を利用しましょう。おすすめのシーズンは夏。過ごしやすい気候なので、多くの人がこの地に集まります。春と秋は肌寒い気候ですが、観光客が少なくゆったりとしており、花や紅葉で色づく景色が楽しめます。