コロンビア国立博物館を訪れると、この国の興味深い歴史と文化を学ぶ旅を楽しめます。スペイン植民地時代前の考古学的な発見や、植民地時代の遺物、国内外の芸術作品など、様々な展示を鑑賞しましょう。この博物館は 1823 年に設立されたコロンビア最古のもので、20,000 点以上の所蔵品があります。
以前は刑務所として使用されていた建物で、展示ギャラリーのいくつかはかつて監房だった部屋です。17 ある常設展示は 3 つの階に分かれ、スペイン植民地時代前から現在まで、年代順に展示されています。説明はほとんどスペイン語で書かれていますが、各階のロビーには簡潔な英語の情報シートが用意されています。
まず、スペイン植民地時代前のコロンビアにおける部族社会の多様性を探ってみましょう。葬送や埋葬の儀式について学んだり、スペイン植民地時代前の金製品や先住部族のアクセサリー、器、道具などの膨大なコレクションを見学したりすることができます。2 階では、スペインの統治者や解放者たちの絵画を見ることができます。肖像画のギャラリーで、コロンビア独立初期の重要人物を探してみましょう。
3 階では、植民地時代から現在までの芸術作品が展示されています。コロンビアの巨匠、フェルナンド・ボテロ、アレハンドロ・オブレゴン、ギジェルモ・ヴィーデマンらの作品をお見逃しなく。コロンビアの文化や海外のアート作品が紹介される企画展示もご覧ください。音楽やダンスのパフォーマンスが鑑賞できる日もあります。
コロンビア国立博物館はボゴタのダウンタウンのすぐ北側にあり、公共交通機関で簡単にアクセスできます。乗り降り自由の観光バスも、博物館の入口に停車します。車でお越しの場合は、近隣のメーター式駐車場をご利用ください。博物館を訪れる際は、ボゴタ プラネタリウムや、市内が一望できるトーレ コルパトリアもあわせて訪れるよう計画するといいでしょう。
美術館は火曜日~日曜日まで営業しており、常設展示は無料で見学できます。水曜日には、英語による無料のガイド付きツアーも行われています。ツアーや、企画展示の観覧料、音楽やダンスのイベントなどについての詳細は、博物館の公式ウェブサイトでご確認ください。展示を見るには最大 3 時間程度かかります。