ナーグダーは、何世紀も昔の寺院がいくつも残る美しい村です。昔の壮麗さがしのばれる豪華な装飾を施した建築の傑作と芸術的なデザインの彫刻、小立像、フリーズ (柱頭の上の帯状装飾) が残っています。ナーグダーは、6 世紀にメーワール王朝第 4 代国王の Nagaditya によって造られました。1220 年代に Altamash によって荒らされましたが、いくつかの寺院は長い月日を耐え抜き、過ぎ去った時代の技能の高さを今に伝えています。
村の主な見どころは 10 世紀 に建てられたサース バフー寺院。ベージラ湖の南岸にあります。ヒンドゥー神ヴィシュヌがまつられ、サース (姑) とバフー (嫁) の 2 つの寺院からなります。両方の寺院に行くには、大きなパンチャラタの神聖なホールを通ります。きらきら輝く建物に通じています。複雑な彫刻が施された神、乙女、官能的な場面の描写したものもあります。ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの神像も見てみましょう。
歩いてすぐの場所に、15 世紀のメーワール王ラナ クンバーの時代に建てられた Adbudji Jain Temple があります。この寺院の主な見どころは、ジャイナ教の聖人、シャンティ ナスの 2.7 m の黒大理石像です。他にも、静かなベージラ湖に沈んでいる寺院があり、干ばつやモンスーンで日照りが続くと、姿を現します。
ナーグダーは、ウダイプルから車で 1 時間もかかりません。ウダイプルの街の中心からタクシーを利用するのが最も便利です。路線バスと小型バスも村とウダイプルの間を運行しています。
ナーグダーを観光した後は、近くにあるエクリングジの街にも行ってみましょう。壮大なエクリングジ寺院群は、高い壁の中に 100 を超す寺院があります。その総本山は 700 年代に建てられ、シヴァ神がまつられています。大理石でできたシヴァ神像は、4 つの神の顕現を表す 4 つの顔を持ち、見る者を圧倒します。他の寺院でも、ラージプート時代の芸術の質の高さを見ることができます。
ナーグダーとエクリングジの寺院は入場が無料です。毎日、一般公開されていますが、開場時間などの詳細は行く前に確認することをおすすめします。