ブリュッセルが一望できる丘の上にあり、その名にふさわしく数多くの美術館が立ち並ぶ地区、芸術の丘。
約 10 軒ものギャラリーおよび美術館た建ち並ぶこのエリアは、まさにブリュッセルを代表する文化地区で、ブリュッセル中央駅からグランプラスと反対方向に徒歩でたった 10 分ほどの距離にあります。
19 世紀後半、レオポルド 2 世の発案により建築が始まったこの地区はグラン プラスと王宮の中央に位置しており、完成まで約 50 年の年月が費やされたものの、現代ではブリュッセルを訪れるアート好きの観光客にとっては見逃せない人気観光スポットのひとつとなっています。
ベルギー王立美術館で有名な絵画の数々を楽しんだら、ベルギー国立公文書館に立ち寄ってベルギーの歴史について学んでみましょう。CINEMATEK と呼ばれるベルギー王立映画資料館には、海外ではあまり知られていないベルギーにおける映画制作の歴史について学ぶこともできます。
かつて、このエリアは住宅街であったものの、レオポルド 2 世が提案した芸術の丘建築計画のために全て撤去され、今ではモダンな現代建築の美術館に、ゆったりとした広場が広がっています。
アートにあまり興味がない場合は、このゆったりとした広場でのんびり過ごすのも一興。ブリュッセルの街を一望に眺めながら、ゆっくりピクニックをお楽しみいただけます。
芸術の丘はブリュッセル中心部の公共エリアに位置しています。徒歩圏内に、数多くのダウンタウン ホテルがあります。駐車場はグランプラス周辺にありますが、公共交通機関の便が良いので、そちらの利用がベストです。