マチュカは、印象的な自然の景色を多く残す、広大な村です。近隣の風景はチリの中でも特に壮観で、数多くの観光客を魅了しています。村では、ラマの牧場を見ることができます。中心部には小さな教会と、20 軒の家があります。
マチュカ教会は、白いファサード、青緑色の入り口、わらぶき屋根のシンプルなデザインが目を引く建物。
雲一つない晴れ空に、夜になると電灯などもないため、素晴らしい星空を観察できます。天の川や南半球の星座を見つけましょう。のどかな昔ながらの地域は、高層ビルや交通量の多い都会の生活とは対照的。地元の人々は、太陽光発電を利用しています。
この乾燥した土地では、ラマ、アルパカ、アヒル、アンデス山脈のカモメやフラミンゴを見ることができます。エンパナーダや、ラマとアルパカの肉を使った料理など、地元の食べ物も試してみましょう。
マチュカの北にあるエル タティオ間欠泉群にも足を延ばしましょう。朝に到着すれば、噴出口から吹き上がる水蒸気によって地表が裂け、世界の終わりのような風景を見ることができます。適度な温度の天然温泉に入ることもできます。
マチュカは海抜 4,000 m の高所にあるため、息苦しく感じる場合があります。高山病用の薬を持参し、水分もたくさん摂るようにしましょう。1 ~ 2 月は最も暑い時期ですが、この地域は一年を通じ青空が広がり雨が少なく、気持ちのよい気候です。
チリの北東に位置するこの田舎街は、アルゼンチンとボリビアの国境のすぐ近く。チリの首都サンティアゴから、小さなエルロア空港まで飛行機で行くことができます。エルロア空港は、マチュカから西に 145 km の場所にあるため、空港からマチュカまでは車を利用しましょう。またサン ペドロ デ アタカマから、車で主要高速道路を北に 40 km 行くとマチュカに到着します。所要時間は、2 時間弱です。
マチュカの乾いた山々を散策すれば、街の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。