急な断崖と断崖の間に位置するライム レジス。明るい色の小屋やビクトリア様式の別荘があちらこちらにあります。砂のビーチでリラックスしたら、岩の多い海岸線で行う化石発掘ツアーに参加しましょう。
カーブを描く石製の防波堤、コブを歩いてみましょう。13 世紀に造られたものです。コブはライム レジス有数の観光スポット。ジェーン オースティンの小説を映画にした「待ち焦がれて」やジョン ファウルズの小説「フランス軍中尉の女」の舞台にもなっています。
ライム レジス ミュージアムで、街の歴史について学びましょう。この建物にはかつて、古生物学者のメアリー アニングが住んでいました。1811 年、彼女と彼女の兄弟がライム レジス近郊で最初にイクチオサウルスを発見したのでした。この博物館には良質の化石がたくさん展示されています。また、地元の作家を取り上げた展示もあります。小説家のジョン ファウルズが使用したオフィスチェアを探してみてください。彼は 10 年間この博物館の館長を務めました。
こどもを連れて行くならダイナソーランド。この地域で発掘された 10,000 点以上の化石が収容されています。73 kg もの重さがある恐竜の糞の標本や、プレシオサウルスの化石は見ごたえがあります。ミュージアムストアでは、興味深い鉱物や化石を購入することができます。
海洋水族館も家族連れに人気の場所。ここでは、ライム湾に生息するさまざまな生物を見ることができます。ボラに自分の手からエサをやるのは面白い体験。ヒトデをつかんだり、気味の悪いクモガニを見たりすることもできます。
タウン ミル コンプレックスもおすすめの観光スポット。地ビールや地元産のチーズを試飲、試食することができます。14 世紀に造られ現在も稼働する水車は見どころ。居心地の良いカフェもあります。ギャラリーでは、陶器や美術作品を見ることができます。
フォード アビーで、しっくい仕上げの天井と美しいタペストリーを鑑賞しましょう。街の中心部から北へ 16 km 行ったところにある修道院。元々は 12 世紀にシトー修道会の修道院として建てられました。建物の周囲に広がる 12 ヘクタールの庭園もお見逃しなく。さまざまな珍しい花を見ることができます。
ライム レジスへ行くには車が便利。公共交通機関で行くなら、まず鉄道でアクスミンスターまで行き、そこでバスに乗り換えます。最寄りの空港は、ブリストル空港、エクセター空港、ボーンマス空港です。